Emery Eriachoが電話をくれた!!!

やっぱぁ~。

今ですね、電話がですね、そう、電話が鳴ったのですよ。
いつも電話がかかってくると、取ろうかなぁ、どうしようかなぁと考えるのですね。なぜって、電話の英語はまだまだ恐いのですよ。ましてや、相方向けの大切な用事だったりすると、ちゃんと聞き取れてないか不安が充満するわけです、私の心の中に。

でも、今日は自然と手が受話器に伸びて。。。

で、取ったら

「Hello, this is Emery.....」

そう、ズニの、何もないのっぱらでパンクしてパニクッてた私の救世主、うちのショップで人気のベアフェティッシュのカーヴァー、Emeryさん、その方だったのです!

実は今回、お目にかかったすべての方にお礼のノートとカードを送ってありました。たまたま手元に日本から持ってきたグリーティングカードが足りるだけあったので、送ろうと思ったのです。異国情緒のあるものってもらうとうれしいじゃないですか。お礼プラスアルファな感じで良いかなぁと思って送っていたのですが、それを受けて、彼がご連絡をくれたのでした!

私は彼のベアが本当に好きなんですね。あの素朴で、見ているだけで癒される風貌が。

今回、彼とこんな形で印象深い出逢いをして、私は勝手ながら彼との縁というものを感じて、味わって、そして思いついたのが、うちの店から、お客様のご希望に合わせてたEmery作のベアをお届けする、というもの。

手に入る素材や価格などはその時々でまちまちなので、すべてのご希望に添うことができるかどうかはわかりませんが、簡単なオーダー、例えば、白くてぽってりしたヒーリングベア、とか、黒いベアがいい、などというように、素材はおまかせで、色と大きさ、形の指定を受けて、Emeryにオーダーを出し、作ってもらう、というもの。

ズニ・プエブロはインターネットのシステムが整っておらず、ほぼすべてといっていいくらい、だれもインターネットを利用していません。なので、やりとりはすべて電話になり、彼らのペースで製作するので多少のお時間はいただくと思うのですが、自分だけのために作られたフェティッシュなんて、素敵じゃないですか!

で、そんなアイディアを書いたノートをカードにはさんで送っていたわけです。

彼はこのアイディアをすごく気に入ってくれました。彼も、オーダーしてくれた人のことを思いながらベアを作ったらきっとその人に合ったいいエナジーを持ったベアを届けることができると考えてくれ、今日、電話をくれた、というわけです。

ちなみに、今日の電話にその後談があります。

実は、前回の訪問の際、メイデンのフェティッシュではこの人を置いて他にはいないというくらい大好きなClaudia Peinaのところに行ったとき、12月のシャロッコというセレモニーのことを聞きました。カチーナレースがあって、フリーフードが用意されて、夜通し楽しむお祭りなのだそうです。彼女は私に「もし来るなら、私のところに泊まってもいいわよ」と言ってくれていました。ところが、その後、彼女に何度か電話をしたのですが、いつでも留守で本人とコンタクトが取れません。

今日、Emeryとの電話で、Claudiaとの話はしませんでしたが、シャロッコの話をしたら、「おいでよー、うちの食事をシェアするよー、来たら。Halonaに電話してすぐに宿を押さえなよ、このイベントは人気があるからすぐに宿も埋まっちゃうよ」と言ってくれました。

これはもしかしたら、Claudiaとではなく、Emeryとの縁を今回は大切にしなさいということかなぁと思い、とりあえず飛行機をチェック。まだチケットは買えます。で、その前に宿をと思い、前回泊まったHalonaに電話をしたところ、その日を含めて前後一週間はまるっきりうまってて一日たりとも空きはない、とのこと。私は思わず、Emeryに電話をして、「飛行機は取れそうなんだけど、宿が一杯だと言われてしまったのですが、誰か知り合いで部屋を貸してくれる人、いませんか?」と聞きました。

私の身体がこんなふうに自然に、積極的に動く時は、きっと必要があってのことだと捉えています。とはいえ、よくよく考えたら偉くずうずうしいことをしたのです。ズニに宿はHalonaしかありません。ということは、私は「あんたの知り合いで誰か私を泊めてくれる人いないぃ~?」と言ったも同然。。。(汗)

Emeryは、「OK、そしたら、2~3日待っててくれる?ちょっと知り合いを当たってみるから」と私のとんでもないお願いを請け負ってくれました。もちろん、私を泊めてくれる人が現れるかどうかはわかりません。でも、今回もまた、彼は私のために人肌脱いでくれようとしているのです。

やっぱり、作品って、作り手の人柄が反映されるなぁとつくづく思いました。

そんなわけで、近々、彼の手による、「あなただけのフェティッシュ」のコーナーを作ろうと思います。

12月のシャロッコ、行けたらいいなぁ。。。


ちなみに、下を向いたベアがヒーリングベアで前を向いていたり、振り返っているベアはハンティングベア、というのは正しいと彼は言っていました。もちろん、一般的に知られているように、その中でも白いベア、白くて下を向いたベアがヒーリングベアの最高峰だとのことです。前回のブログで、Jimmy Yawakiaが顔の向きは関係ないと言っていたと書きましたが、ネイティブの世界は口述伝承が主だったりするから、家族によって、微妙に捉え方も違うのかもしれませんね。

*写真のベアたちは、Emeryのものです。そして最後に登場している男性、彼がEmery Eriachoです!

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by MothersFreeSpirit | 2009-10-26 12:29 | ショップより愛を込めて | Comments(1)

ズニ滞在記 2日目のフルデー (2)

Lenaとの約束の時間までまだ少しあります。私は、昨日行き着けず、今日改めて場所の確認を取ったClaudiaの家へ、ドキドキしながら向かいました。そう、本当に、こうしてひとりで作家さんの家を訪ねるってのは心臓のいる作業なのです、私にとって。実は子供の頃から「象の体格、蚤の心臓」とからかわれるくらい、気の小さい私だったのですが、今でもそのちょっと引っ込んでしまう部分というのは残っていて、積極的に動かなければいけないときに内面が煮えくり返るほどドキドキしてしまうのです。例を言うと、今回は写真を撮らせていただいたアーティストさんと、勇気のなさからお願いしそびれたアーティストさんがいます(^^;)。

Claudia Peinaの家と教わったその家のドアをノックすると、キュートな女の子が出てきて、Claudiaはここにはいないといいます。昨日は家間違いからいないと言われ、今日もかっ!とひどく落胆した直後、「ちょっと待ってて、電話してみるから」と。聞いてみると、彼女はClaudiaの姪っ子さんだそうで、Claudiaは前はここに住んでいたのだけれど、今はそこから少し離れたところに住んでいるとのとこ。そのClaudiaと電話が通じたということで、姪っ子さんから受話器を手渡されました。ドキドキ。私はバカ丁寧に自己紹介をし、フェティッシュを見せていただきたいということを伝えると、彼女は車で私の待つ場所まで来てくれました。ちょうど今日はグランドマザーズデーということで、みなさん、外釜でパンを焼いたり、シチューを作ったりと、大忙しの一日で、彼女も私が訪問したとき、ちょうどお料理の真っ最中でした。そんな中、彼女はメイデンを3つとベアをひとつ持って来てくれました。

Claudia Peinaのフェティッシュはどことなくアニメちっくというか、とても親しみやすい現代的な空気を持った作風で、アメリカではとても人気があります。彼女の、特にメイデンはかなりの価格で取引されていて、うちの店でも販売したことがありますが、仕入れるのもなかなか勇気のいるもののひとつです。でも、私は彼女の作品が大好きで、自分でも高価なメイデンを持っていて、私にとってはスター中のスターです。いい作品を作る人は五万といても、見ているだけで前向きになれる、不思議な力を持ったフェティッシュを作る人は、たくさんの作家さんの中で彼女が一番ではないかと私は信じています。

私はどれだけ彼女のフェティッシュが好きか、どうして好きか、ということをワクワクドキドキしながら話しました。彼女はとても喜んで、持ってきた作品を見せてくれました。今回はともかく彼女の作品を何がなんでも手に入れたいという気持ちがあったので、微妙に小声で金額を聞いたあと(苦笑)、見せていただいたものをすべて購入させていただきました。

考えてみると、会いたいと思っていた人の中で、2人(Daisy NatewaとJayne Quam)に会えなかったのにも理由があったのではないかと思います。もし、Claudiaに会う前に彼女たちに会っていたら、Claudiaの作品を買うお金はきっとなかったでしょう。神様はちゃんといらっしゃる。。。そんなふうに思いました。今回は、こういう流れだったのだと。

Claudiaとはほんの10分程度のやりとりでしたが、幸福な時間でした。徒歩で向かった私は足取りも軽く宿に戻ると、彼女の作品を並べてしばらく眺めていました。

美しくて元気なメイデン。。。それが彼女の作品から感じた気持ちです。

さて、昨日買ったフェティッシュのうち、背中のお供物のタイが緩んでいたものがあったJimmyの作品を直してもらうべく、彼がフェティッシュ紹介のためにレクチャーをするビジターセンターに行きました。前夜に電話でその旨を話してあったので、すべてがスムーズでした。彼は笑顔で私を迎えてくれただけでなく、「友達のしるし」ということで、ターコイズで作ったバードのフェティッシュペンダントをくれました。私のために昨晩作ったそうです。

なんてこったぁ~!

もちろん、これは喜びの雄たけびです(笑)。
恐れ多くも、ズニたちが「彼は有名な人なんだよ」と言ってはばからないその方から「友達のしるし」のフェティッシュをいただけるなんて!「これは君のお守りだから、意識をあわせたら、ずっと胸に下げておいてね」と言いながら、彼は最後の仕上げ、チェーンを通すためのワイヤーを付けてくれました。

その興奮もつかのま、ビジターセンターにふらりと入ってきたひとりの男性。昨日私の車のパンクを直してくれたEmery Eriachoです。彼はセンターの外に停まっている私の車に気づき、立ち寄ってくれたのだそうです。

どの方も、こんなふうに、本当にフレンドリーで、親切で、一人旅でも孤独を感じている暇など一秒たりともないくらい、濃密な時間を過ごせるズニ・プエブロ。どの人も同じような体験をするのかもしれないし、私だけの体験かもしれない。なんであれ、私にとって、今回のこの旅はミラクルのひとことに尽きると言っても過言ではありません。

Jimmyにありがとうを言い、Emeryと戸外に出て彼の写真を撮り、リクエストに答えて彼の手帳に彼の名前をカタカナで書いてあげました。会話の中、明日のギャラップまでのドライブを心配してネガティブなジョークを飛ばす私に彼が言った言葉は「Don't say that!」。これはWillieにも言われた言葉です。「ネガティブな言葉はネガティブなエネルギーしか運ばないよ」と、思いっきり私のネガネガエナジーを吹き飛ばしたEmery。ズニの人たちの精神なのかもしれません。わかっていながらも、ついついひっぱられるネガティブワールド。私自身はのんきでおおらかな人間だと思っていても、随所にマイナーな空気をはらむ自分を再確認しました。

ありがとう、Emery。

さて、Lenaの作品はどうかしら。そう思って再び彼女の家へ。ちょうど私が到着すると、玄関の外でフェティッシュを削るマシンで奮闘している小学生が!お孫さんのJosha君です。若干10歳で、既に一人前のフェティッシュカーヴァーだそうで、近くに行くとその手さばきも慣れたものでした。Lenaたちの仕事を見て覚えたそうです。ズニのアーティストたちはみなさん、親や親族がする仕事を見ながら覚えていくのだそうです。

「出来上がっている作品があったらおばちゃんに見せてねー、ぜひ買いたいわぁ~」と、かぁいい男の子にはデレデレの私。なんでも私が伺った直前にせっかくほぼ完成していたフェティッシュの顔の一部をチップしてしまってちょっと落ち込んでいたようで、Lenaが「今日中にはひとつくらいはできるよね」と優しく励ましている様子がとても微笑ましく、私は励ましたい気持ちから、「おばちゃん、出来ただけ買っちゃうよー」と、調子の良いことを口走ってしまいました。これはATMを探してお金を下ろさないといけないなぁと真剣に思ってしまいました。もちろん、そんなお金はないので、ATMの場所までは調べたのですが、実際にはお金を下ろすことはしませんでした。

結局、まだフィニッシュワークの最中のLenaさんご一家には夕方6時以降に再訪問、ということになり、彼女の家の隣に住む、Gasperさんご一家のところに連れて行かれました。もうその時点で私のポケットには200ドルしかなかったので、あまり買えないのに伺っては悪いのではないかと心配する私。そんな私に無言ながら「まあ、フローに従いなさい」とインスピレーションを与えてくれるLena。大御所は空気からして違うなぁ。。。などと感心しながら、Gasperさんのお宅に入りました。

そこには、Peterさんと奥さんのDinahさん、そして今朝会ったお嬢さんのDebraさんがいました。Peterさんはガンに侵されているそうで、車椅子に座ってダイニングテーブルに着いていたのですが、少し朦朧とした雰囲気で、ご挨拶だけさせていただきました。私は同じダイニングテーブルに案内され、そこでPeterさんとDinahさんの作品を見せていただきました。実質、Peterさんは作業ができない状態ではあるのですが、彼らはずっと連名で仕事をしてきたということで、今回見せていただいたものも、連名になっています。今夜仕上がるLenaの作品のためのお金を残しておかなければいけないので、あまり買うことはできませんでしたが、素敵な作品たちを少しだけ、持ち帰ることにしました。

毎度のことながら、私がLenaのところに行くと、待ち構えているのがWillieです(笑)。私は彼を乗せて、ダンスの会場に向かいました。彼は、ダンスを見る前に、「カチーナドールを見たいか?」と聞いてきました。できればダンスを見る前にそこに行った方がいいとのことでした。意味がわかったようなわからないような気分でOKをすると、「1ドル札を用意して」と言われたので、用意をし、向かいました。そこは一般の民家の外観を持った小さな教会でした。私は見よう見まねでズニ方式にお賽銭とお祈りをしながら、彼がカチーナと呼んだ、西洋人形のようなそれを眺めました。「これでご加護があるから」と、平安な顔をしたWillieとともにその場を去り、ダンスが行われる会場に戻ったのですが、なかなか始まりません。そのうち、ものすごい風が吹き始め、車のウインドウを締め切って1時間ほどぐちゃぐちゃとしゃべっていたのですが、だんだん時間の無駄、という気分になってきた私は彼に「申し訳ないけど、これ以上待てない」ということを言い、彼を家に送り届けて私は宿に戻りました。

ボリューム満点の朝食はかなり腹持ちが良かったものの、さすがに夕方4時を過ぎるとお腹がすいてきます。私はHalonaのストアに入り、Sheylやリリアが働くコーナーへ。そこでフライドチキンを2ピース頼むと、Sheylは気を利かせてか、3つ入れてくれました(これは部屋に戻ってわかったことですが)。でも、ひとつが大きいんですよ!せっかく入れてくれたから頑張って食べようと思ったのですが、3つ全部食べるための食べ方はかなり雑な感じになってしまいました(^^;)。

そんなこんなで、2日めも夕方。夫スティーブに今日一日の報告がてら一時間のロングトーク。

そしていよいよ今度こそ、Lenaの作品を買うために外出。ところが、私が見れなかったダンスが最高潮のようで、トランスに入ったダンサーが会場を離れ、道路に進出している模様。。。というのは、Lenaの家に時間を大幅に遅れてたどり着いたときに聞いて知ったことなのですが、車が列になってストップしていて、ずっと先の方にパトカーが見え、これは進めないと思って回り道を探しながらかなりの遠回りをして彼女の家にたどり着いたら、既に情報を得ているLenaはその状況を教えてくれた、というわけです。いつもなら、はじめから道路を封鎖するそうなのですが、今回はそれをしなかったようで、車が列を作るはめになったそうです。その道路はメインの道で、ほとんどのところに行くのに通る場所です。

ともあれ、なんとか無事にLenaの家にたどり着き、彼女の作品を見せていただきました。10歳のぼくちゃんの作品もひとつあって、それはもちろん、真っ先に購入決定です(笑)。

グランドマザーデーということで、親族が集まっているLenaの家はとてもにぎやか。みんながかわりばんこに私のところに来て、日本のことを聞いたり、いろいろな話をするのでなかなか作品をじっくり見られません。でも、会話は楽しく、みなさんは温かく、本当にぽっと行った赤の他人に対するものではないおもてなしをしていただきました。釜で焼いたパンをいただき、同じく手作りのクッキーをいただき、もしかしたら11月のバークレーに行くかもしれないので、会えたらいいね、などと優しい言葉をくれるLena。作品に表れる優しさは彼女自身のものなんだなぁということをつくづく感じる素晴らしい時間でした。

前日に見せてもらったフォッシルの原石から作ったというフェティッシュの見事なこと。それから、「この石にはタートルがいるのよ」と言って見せてくれた不思議な模様の石は見事にタートルに変身していました。模様が甲羅の模様そのものなのにはびっくりです。石の中に生き物を見るとはこのことだと感心しました。

そんなわけで、いくつか購入させていただき、Lenaと、かわいいJoshaのツーショットを撮ったあと、ハグをして別れました。

もちろん、Lenaの家を出たあと私が立ち寄ったのはWillieの家。彼のバタフライはいかがなものかと様子を見に行きましたが、シルバーの枠が出来ていて、ターコイズなどのストーンがカットされた状態までで、これからインレイを完成させていくということだったので、代金を支払い、友情を誓い、さよならを言って宿に戻りました。

たったの2日間のズニでの活動、そのすべてが終了です。気づいたら、思った以上のフェティッシュを購入していました。緩やかだけど早く、早いけれど緩やかに流れる時間。その中で、まるで水道の蛇口をひねったような勢いで次々といろんな方に出逢い、短い旅は内容の濃いリッチなものになりました。

今回築いた絆はいつまでも大切にしていきたいと思いました。
いろんな人にありがとう、です。

そしてこの旅を面白くしてくれた宇宙に感謝!

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by MothersFreeSpirit | 2009-10-10 17:54 | 旅は楽し(^^) | Comments(0)

ズニ滞在記 2日目のフルデー (1)

短いズニ滞在の今日が2日めのフルデー。

夜遅く着いて朝早く出て行くので4日なのに実質2日、なんて、なんだかソウル3泊4日みたいだなぁ。ともかく、まるまるある今日一日を目いっぱい楽しもうと、寝不足ながら(というか興奮してて眠りが浅かった)、早めに起きてシャワー。明日が早朝チェックアウトで今日は最後の朝食になるのでトラディショナルフードをいただきました。Huevo Rancherosという名前の、半月型のトルティーヤにソースとチーズ、中身は半月型のオムレツ。それにレッドビーズ。これはこしあんの甘くないのみたいな感じのもので、メキシカンの料理には欠かせないものなのですが、今朝サービスをしてくれたシェリルの話によれば、ズニ食のメキシカン混ざったバージョンだそうです。やっぱここもアメリカなんだなぁ。アメリカ人は本当にメキシコ料理が好きです。もちろん、彼らのそれは、日本人の中華料理と同じように、自分たち流のアレンジなのですが。

食事をしながら、キッチンで働くシェリルとの会話を楽しみました。彼女のフルネームはSheyl Manooty。フェティッシュを紹介する本などにも名前を連ねるズニフェティッシュカーヴァーです。彼女は4人のお子さんのお母さん。暮らしを立てるためにはカーヴィングだけでは間に合わないので、Halonaの宿で朝食を作ったり、同じくHalonaのスーパーマーケット内にあるフライドチキンやハンバーガーを作って売るお店で働いたりしています。

昨日彼女に「私はタートルを作るんだけど買わないか」と聞かれ、「あなたの作品の価格はどれくらい?」と逆に訊ねたあと、「たくさんは無理だけど、必ずひとつは買うから、とりあえず明日見せてもらえるかしら?」と答えてありました。今朝、彼女が持ってきてくれたタートルたちを見た私は、すべてを並べて触って、感じ取ったあと、即、「4つ全部買わせて」とお願いしました。すべてがしっかりとキャラクターを持っていて、素晴らしかったからです。彼女の中で、タートルが今旬なのかどうかは訊ねなかったので私の想像でしかありませんが、「私はタートルを作る」と言った彼女はまさにマザーアースなエネルギーを持っていて、地に足を付けたタートルは彼女にとって特別な生き物なのではないかと勝手に解釈しました。

零細ショップの悲しいとこで、お金に限りのある中での滞在なのでホイホイいいよとも言えないのが辛いところです。それに、みなさんだいたいが一族で同じような作品作りをしているので、ひとりにOKをするとどんどん親族が作品を持って登場する、あるいは親族の作品も一緒に持ってきて「こっちはどうだ」と聞いてくる、という流れを体験したので、普通の会話ではフレンドリーでも相手が売り込みに入った場合、嫌な空気を作らないように注意をしながらも、きちんと聞くことは聞き、言うことは言う、というスタンスはキープしなくてはなりません。Sheylとの場合もごたぶんに漏れずで、実際に最初に彼女が自分のタートルをオファーしてきた時、それとは別に弟の作品を持参していていました。それらは小さいながらもとても精妙に作られている作品だったので、私はご挨拶の気持ちも込めて購入していました。同じ家族の中で、ひとりのを買って、もうひとりのを買わない、というのもとても申し訳ない気がするし、みなさんいい人だけに本当に難しいなぁと思いました。

タートルのお金を渡し、彼女の写真を撮らせてもらったあと、一緒にHayes Leekyaのところに行きました。Hayes Leekyaも私の好きなカーヴァーさんのひとりです。特にバード&タートルやバード&ベアなどの仲良しペアがとっても微笑ましく、今回はそれらを直接手に入れられたらうれしいなぁと思っていました。

残念ながら、彼は所要で不在だったので、とりあえず宿に戻りました。宿ではリリアと彼女のご主人でLena Booneさんの実弟の方が私を待っててくれて、一緒にLenaのところへ。約束より少し早かったので、みなさんは遅い朝食中で、これからフィニッシュワークをする、ということでした。仕上がりは2時くらいかなぁ、ということだったので、了解して車に戻りました。車を動かし始めると、すぐ表の通りの向かい側に住むシルバースミスのWillie Giaが声をかけてきたので、ひとしきり話たあと、昨日会えなかったJayne Quamの家まで一緒に向かいました。ところが彼女はまたしても不在。しかも、昨日から引き続き不在のようなまるで人気を感じない雰囲気。彼は「場所もわかったことだし、午後からまたひとりで来ればいいじゃん(東京弁訳(笑))」というのでそうしようかなぁと思い、道路に出ようとしたところ、車がチンカラチンカラ鳴り出した。なんだと思ったら、タイヤの空気を確認しろ、ということでした。

うををををっ、恐えー、やばっ、大丈夫か、この車!

と、どきどきしながらネガティブなエネルギーに引き寄せられそうになった私に「心配不要」とWillieは言って、すぐ近くのガソリンスタンドに入りました。残念ながら日曜日ということで、メカニックの人はお休み。おろおろした空気満載の私を横目に彼が空気圧を見て、スペアを加圧してくれると「空気を確認しろ」のサインは消えました。安心と同時に私の中のネガティブな空気はプシューっと抜け、気持ちに余裕ができたところでガソリンを満タンにしてゆるゆると走り出しました。

「本当はスペアは仮だからちゃんとしたのを履かせた方がいいんだよねー」というWillie。そんなこと言ったって、レンタカー会社の担当のお姉さんはずっと留守電のまんまだし、メッセージを残したものの連絡はないし、私の車ならすぐに対処するけどそういうわけにいかないじゃ~ん!

という空気をずわわわーっと流しながら「明日ギャラップまでたどり着けるかなぁ」と言ったらWillieは「Don't say that!」とさらり。

うん、わかった。確かに、ネガティブなエナジーは発しない方が良いに決まってる。

気を持ち直して、彼を家まで送り届けました。

彼は私のショップのためにバタフライのペンダントを作ってくれるという約束をしていたのですが、彼のアートは細かいインレイが特徴で、ちょちょいのちょいって感じでできてしまうわけがありません。どうしようかなぁと悩み始めた彼に、「とりあえず今日までいるから」ということを言って励ましました。彼は思いもよらぬスピードでさくっと気を取り直したと思ったら、

「午後からダンスがあるから見に行こうよー」

ズニの人は基本的に悩みゼロです(笑)。

もちろん、個人差がありますので、これは個人的な感想として捕らえてください。彼らのほとんどは決して金銭的に裕福とは言えませんが、内面の幸福度は高いように感じました。もちろん、インディアンたちも問題は抱えています。実際に安定職への就業率は一般よりもはるかに低く、さまざまなネガティブな理由から、特にアルコール中毒の人が多いのはかなりの問題のようです。Lenaも、「フェティッシュやジュエリーを売ったお金をお酒に使い果たしてしまう人がいて問題だ」、と言っていました。ただ、全体的に、信仰心の強さから来るものと思われる「守られている」という感覚によって必要以上の欲を持たずに生きていける人が多いのではないかなぁと、何人かの人との交流を通して感じました。Willieもそう感じさせてくれたズニのひとりです。

彼を降ろしたので宿に戻ろうかなぁと思っているところに、彼の妹さんとご主人がそれぞれの作品を持って私に挨拶に来てくれました。せっかくのご縁です。私は車を彼らの家の前に寄せ、作品を見せていただきました。これがまた、なかなか素敵なブレス&イヤリング(ピアス)、そして背中にバードを背負ったベアと、個性的で作り手のスピリットが伝わるものだったので、即、購入させていただきました。その後、この方々ともまるで長年の友人のように、しばらく雑談に花を咲かせました。

ひとしきり楽しい時間を過ごしたあと、一旦宿に戻り、気分を変えてから、さきほどお目にかかれなかったHayes Leekyaのお宅に向かいました。ズニの敷地内はまるで心の向くまま気の向くままといわんばかりの家の建ち方をしていて、ものすごく意識をして確認を取らないと、再度伺うときに必ず迷ってしまうくらい、場所によってはとてもわかりづらく、家探しも一苦労です。確かここが今朝Sheylに連れてきてもらったLeekyaさんちだと思ったんだけどなぁ。。。と、恐る恐る車を降り、敷地の奥に入っていくと、数人の男性が作業をしていました。私はその人に「Hayes Leekyaさんのお宅を探しているのですが?」と絶好調にドキドキした心臓をグッと押さえながら聞くと「その人に何の用なの?」とつっけんどんに返され、必死な感じで「あのー、フェティッシュを見せていたきたいと思って探しているんです。好きな作家さんなもので」と言うと、「それ、オレだよ」と即答。

んもぉ~、早く言ってよー。心臓持ちましぇんよー(泣)。

その後、今はアメリカに住んでいるけど日本にいた頃からやっている店の商品を仕入れるためにズニに来たことなどを伝えると、「そうかぁ、実はねぇ、フルタイムの仕事が見つかったんで、今はフェティッシュはやってないんだよ。せめてひと月前に連絡をしてくれれば、用意はできたんだけどねぇ」とのこと。よくよく話を聞いてみると、最近はフェティッシュもかなり一般に知られるようになり、いろいろな人が仕入れのためにコンタクトを取りに来るそうなのですが、昔はなかった嫌な現象が増えてきて、うんざりしてしまっているそうなのです。それは何かというと、「値切り」です。

たくさんの人が販売するようになると、当然競争が出てきます。そうなると、みなさん、自分の店のものを買ってもらいたいので、少しでも安く仕入れようという考えになるわけです。彼は昨年の11月から、フルタイムで学校のセキュリティガードの職を得て、暮らしも安定してきたところで、そういった嫌な気持ちになる仕事から離れているそうなのです。

私も、買う人の立場を考えるのも仕事なので、できるだけ安く買いたいというのが心情ですが、アーティストさんと直接やりとりをする場合、値切ることは避けています。作り手の方をもっとリスペクトする必要があると信じているからです。特にネイティブの人たちは魂を込めて仕事をしています。例えその方に得意のスタイルがあって、同じものをたくさん作っていたとしても、工場の大量生産とは違うのです。そういったことを買い手にもわかってもらうのが私の仕事だとも思っています。作者を差し置いて中間の私が暴利をむさぼる、というのも嫌いなので、アーティストさんから何かを仕入れるときにはいつも彼らの希望販売価格を確認します。そして、私の店の値段設定に対する考えも必ず話します。彼ら以上に儲けてはいけないとも思っているからです。なんか、そこいらへんが妙に硬い私ですが。。。

あんなにいい作品を作る方の気持ちが嫌になってしまうほどがさつな交渉をした人がいたんだなぁと思うと本当に残念な気持ちになりましたが、私が本当に欲しいなら、気持ちよく作らせてもらうよ、ということだったので、「あなたの価格はいくらですか?」と、いつものフレーズで訊くと、彼は彼の希望の金額を提示してきました。私だったらこんな値段では仕事はせんぞーと思うくらい、ズニの人たちの希望価格は安価です。それなのにまだ値切ろうという人がいるなんて!(怒)

でも、考えてみると、私が仕入れさせていただいていた方々からの金額を元にはじき出しているうちのショップでの金額を見ると、確かに、と、感じるものもいくつもあります。もちろん、仕入れさせていただいている方々が私に対して善処してくださっていることも事実なので、少なくともお取引のある方の批判はしませんが。

Hayesの提示した条件に、私はビッグスマイルで、「よろしかったらうちのショップのために作っていただけますか?」とお願いしました。彼には4つの仲良しフェティッシュをお願いしました。制作費と送料相当分のお金と私の連絡先を渡し、気持ちよく交渉は成立です。

彼の家を後にした私は、昨日お目にかかれなかったDaisy Natewaの家に行きましたが、昨日は娘さんがいらしたけれど、今日はどなたもいらっしゃらず、今回はそういう縁なんだなと思い、宿に戻りました。

--その2に続く--

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by MothersFreeSpirit | 2009-10-10 17:52 | 旅は楽し(^^) | Comments(0)

今、ズニプエブロにいます!

Twitterはさくさく書いているのですが。。。と、言い訳っぽくスタートしますが(^^;

コンピュータのコネクションが非常に弱くてメールは送れないようなのですが、場所によってはアップデートできるようなので、ここにも書いてみます。

(そういった理由で、ご注文の受注メールやお問い合わせのお答えは家に戻ってからしますので、今しばらくお待ちください!)

今、なんと、ニューメキシコのズニプエブロにいます!
そう、ズニフェティッシュの買い付けのため!
メルマガ会員の方には予告をしたのですが、あ、あと、ショップサイトにも不在にするので理由を書いてはあるのですが、今通っているカレッジのクラスの合間を縫っての短い間ですが、念願のズニ入りを果たしました!

これがまた、びっくりするほどの珍道中でして。。。

まだ明日もあるのですが、とりあえず、今日までのことをまとめて書こうと思います。
写真撮影はすべて許可が必要で、景色のみOKです。もし、ブログなどの公に公開する場合、事前に許可をとらなければいけないという厳しさです。もちろん、フィー(10ドル)を払って撮影許可は得ましたが、ブログに載せることを言うのを忘れたので、明日しようと思います。

今夜はとても大切なセレモニーがあるということで、今日は夕方5時くらいから部屋にいます。セレモニーをしている場所が私の宿のすぐ近くなのですが、ズニ以外がそこを通ってもいけない、というとなので。

さて、それでは、サバイバルだけでごーぢゃすな旅のプレビューです。

昨日のは3時起きをし、空港へ。アメリカの国内便は国際のように早めの手続きが必要と言われたのでこんな早起きになりました。うちから車で約1時間くらいのところにあるリノの空港に着いたのが4時半くらい。そこから6時10分の飛行機でアリゾナのフィニックス経由でニューメキシコのアルバカーキに到着。そこから乗るアムトラックの時間まで5時間くらいの余裕があったので、まずは空港からアムトラックの場所まで路線バスで行き、チケットを入手し、乗り場などを確認してから、Indian Pueblo Cultural Centerというわりと新しめの施設を目指してバスで。そこでランチとミュージアムを楽しみ、ショップで不在中にご注文をいただいた方への小さなギフトをゲットしてバスでアムトラックステーションへ。。。

の、つもりが!

予定の時間より2分早く来た路線バスに乗車拒否されてしまいました!
しかも私以外にもお客さんはいたのに!

バスは30分おきにしか来ない。電車の時間まで50分。待っててまた同じことが起きてもいけないし、歩くしかない!そう思い、必死に歩き始めました。

ところが、約10分後、必死に歩いている私の横を同じ路線のバスが通り過ぎていくではありませんか!
これは私の予想なのですが、私たちがいるのに気づいていて猛スピードで通過したバスはひどく時間に遅れたバスで、そのあと私を抜かしていったバスは正規の時間より少しだけ遅れたけれどまあまあ時間通りに来たバスだったのではないかと思いました。

でもそんな想像はなんの役にも立ちません、今は!猛ダッシュで駅にたどり着かなければならないのです。
不幸中の幸いは、行きにバスの中でそのバスがたどる路線を確認していたこと。転寝などしていたら、きっと歩いて戻ることはできなかったでしょう。

30分以上歩き、おそらくぎりぎりで駅にたどり着けるかもしれないし、だめかもしれないし微妙だなぁと思った矢先、目の前で車を降りたおじさんが「やぁ、何をそんなに慌ててるんだい?」と声をかけてきました。私が自分の事情を話すと、「ここから歩きじゃたどり着けないよ、今ねぇ、スペアキーを作りに着たんだけど、すぐにできるから、ちょっと待っててよ、車でつれてってあげるから」と言い残し、ショップに入っていきました。

アメリカにはたくさんの親切な人がいますが、もちろん、お金目当ての人だってたくさんいます。私はかなりの警戒心を持ってはいるものの、今回は背に腹は変えられない、という状況だったので、「このおじさんはいい人決定!」と自分に都合のいいように考え、おじさんを待つことにしました。

ところが、鍵屋さんのおばちゃんが、というより、おばあちゃんがまた時間のかかること、かかること。そこで待つこと5分以上。さすがに申し訳ないと思いつつも、「おじさん、もう待てないよー。電車行っちゃうよー」と泣きが入ってしまいました。そんな私を見ながらおじさんはいたって平静に「今更歩いても間に合わないんだから、もうちょっと待っておくれ」といいます。

あ゛~

車をスタートさせたのが電車出発の5分前!私は結局そこで10分くらいの時間を鍵屋のおばあちゃんが鍵を一本仕上げるのを待つ、という思いもよらぬスケジュールを持つ羽目になったのでした。

その後、そのおじさんは、本当に素敵なおじさんで、交通違反しまくりで(苦笑)、私を駅まで送り届けてくれました。ジャストタイム!私はおじさんに「ありがとう!」と10ドルのチップをあげて、駅へダッシュ。ホームにいた黒人のファミリーに「ギャラップ方面はこのホームですよね?」と聞いたら「知らないけど、そうかなぁ?」というのんきな答え。そこからホームをダッシュして、何かを販売していた人たちに聞くと「もう行っちゃったよ」という無残な事実を突きつけられてしまいました。

ここはアメリカ、時間に遅れることはあっても早く出てしまう、などということはないだろう、と、誰もが思うと思うのですが、なんと、私が乗るはずだった電車は私の到着を待たずに時間より少し早めに行ってしまったのです!

信じらんない。。。

車の中から見えたんですよねー、ギャラップ方面と思われる方向に走る電車が。しかも、私たちが車を走らせてからすぐなので、完璧にフライング発車。。。

どうしよう、ギャラップでレンタカーの手配ももう済んでるし、電車を逃したらどんな方法で、しかも約束の時間までにギャラップにたどり着くことができるのだろうと駅のターミナル内に小走りで戻りながら考えていたら、さきほどの黒人ファミリーのおばちゃんが「あらあら、乗れなかったのは電車?バス?」と、遠く横から声をかけてきたので、「でんしゃ~」と答えたら、「それじゃあ、バスがあるから、チケットセンターでスケジュールを確認してみたら?」と言われ、そうしてみると、5時20分出発のバスが。並んでいる人に聞いたら「ギャラップまでバスで2時間くらいだよ」とのこと。乗り過ごしてしまった電車は4時45分なので、さほど時間にずれもなく着けるかもしれないとチケットを買う列に並びました。ただ、レンタカー屋さんはそんなに待ってはくれないだろうなぁと思い、レンタカー屋さんの担当の女性に電話をしました。

もともと私が着く時間は営業時間を2時間もオーバーしていて、彼女にしてみたらエクストラワークなのですが、なんとかしてあげたいという彼女の親切な心が彼女の中のそこまでできないという気持ちを打ち破り、その上1時間余分に待っても一緒と判断してくれました。でも決断するまでにかなり彼女の中で葛藤をしていて、それが言葉に表れていたので、私が「申し訳なので今日の分はキャンセルということで」と言ったものの「いやいやいや、あなたのせいでこうなったわけじゃないんだから、恐縮しないで」と力強く言ってくれました。

そんなこんなで私はグレーハウンドという長距離バスでギャラップに入りました。ギャラップではレンタカー屋のおねえさんが書類の手続きを先に済ませて待っていてくれました。そしてズニに出発です。ギャラップを出た時間が9時過ぎ、その後、2度3度、車を止めて道を確認して現地に到着したのが10時過ぎと、予定を大幅にオーバーしてしまいましたが、とりあえず、この日から3夜の宿となるThe Inn At Halonaに到着しました。

宿に着いたら、オーナーが「道に迷ったんじゃないかと思って心配したよー」とオーバーアクション込みのウェルカムをしてくれました。実際、ギャラップから電話をしていたのですが、何分外灯もないような砂漠の道、しかもところどころ起伏があり、見通しがあまりよくなかったりする場所なので、安全運転に徹していたため、着くまでに時間がかかったのです。

ここまでが、初日、到着するまでの珍道中。

さて、ここからは、珍道中ではなく、いろいろな意味でドキドキだった本日です。ズニフェティッシュに興味がある方には倍楽しい内容をこれから書きます(^^)。興味がない方でも私のサバイバルドキドキ旅行のエッセイとして楽しんでいただけたらと思います(^^)。

今朝は8時に朝食をとりました。他にお客さんがいなかったのか、私ひとりだったので、サービスをしてくれた女性に話しかけてみたところ、彼女はズニなのですが、手先が不器用だからお料理を仕事にしているけれど、彼女の家族にはたくさんカーヴィングをする人がいる、というので、「例えば?」と聞いてみると、「Lena Boone」という答えが!彼女はカーヴィングも有名ですが、フェティッシュのツボやネックレスなどでも有名で、彼女の作品はもちろんそれなりの、というか、かなりの価格を払わなければ手に入らないくらいなのです。それでもフェティッシュは比較的安価で取引ができるので、今までにうちの店でも販売させていただいたことがあります(急に丁寧な言葉遣いになってしまいました(^^;))。

朝食をサービスしてくれた女性は「興味があるならここを片付けたらすぐに連れてってあげるわよ」とさらりと言って、ご主人に電話をかけました。電話での会話、ズニ語です。何言ってんだか、皆目検討がつきませんでしたが、おそらく、お客さんをLenaのところに連れていくから帰るのが遅くなる、というようなことではなかったのかと思います。その場に居合わせた宿のオーナーは「ここはねぇ、みんなが誰かしらと親戚だったり友達だったりするから、会いたい人の名前を言うとすぐに誰かしらが連れてってくれるんだよ。うちで働いているのはみんなズニだから、聞くといいよ。簡単だろ?」とウインクをしながら言いました。確かに!

余談ですが、電話が終わったリリア(朝食を作ってくれた方の名前)にズニは普段はズニの言葉で話すのかと聞いたら、そうだと言っていました。彼らは幼い頃から自分たちの言語と英語の両方を同時に使いながら習得するのだそうです。

彼女を助手席に乗せて、早速Lenaの家へ。Lenaはとても穏やかな雰囲気を持った普通の女性でした。彼女は今朝は自分の手持ちのフェティッシュがないということでしたが、家族の方が続々と作品を持ってきてくれて、とてもにぎやかで楽しい時間を持つことができました。ズニフェティッシュをアートとして最初に世に出したのは彼女のおじいさんのTeddie Weahkeeという方で、女性で最初にカーヴィングをしたのは彼女のお母さんなんだそうです。そういうことで、彼女のファミリーは特にカーヴィングのアーティストさんが多いそうです。

話をしながら、彼女は私にコーヒーを淹れてくれました。

きゃ~、Lena Booneさんにコーヒー淹れてもらっちゃったよぉぉぉぉぉ!

わかりやすく言うと、私にとってズニのアーティストさんに会うことは、洋画ファンがハリウッドスターに会うのとおんなじくらいの興奮度なのです。しかもLenaさんと言ったら、そんじょそこいらのスターとは訳が違います!そんな方のお宅にお邪魔して、貴重なお話を聞かせていただいて、コーヒーまでご馳走になってしまうなんて、そりゃ、申し訳ないというよりなんというか。。。

あり得ないくらい幸せな事実なのです!

彼女の家でお目にかかった方は、Peter Gaper Jr. さん、Debra Gasperさん、そしてご主人のRay Tsethlikaiさん、それからLenaさんのお孫さんたち。

Lenaさんはまだ何も手をつけていないフローライトとたくさんの貝殻が埋め込まれた石を持ってきて、これで明日までに何かを作ってくれると話してくれました。何ができるかは、明日のお楽しみ、ということで、明日またうかがう約束をして、おいとましました。

そのあと、彼女はDaisy and LaVies Natewaご夫妻の家に案内してくれました。このアーティストさんも私の大好きな方で、うちではペアフェティッシュをたくさん販売させていただいています。

残念ながら、彼女は今夜までカリフォルニアで用事があるということで、明日またうかがうことにしました。そのほかにも、私が一番好きなアーティストのClaudia Peinaさんのお宅も教えていただいたのですが、今日はコンタクトが取れませんでした。明日お目にかかれたらよいなぁ。。。

さて、そんな午前中を過ごした私は、やっと、本来真っ先に行く場所であるビジターセンターに足を運びました。そこで写真撮影の許可をいただき、3名のアーティストさんにお目にかかりました。おひとりは専門は絵、ですがフェティッシュも作るということで、彼のフェティッシュのペンダントと、シェルで作ったキュートなオーナメントフェティッシュを購入しました。彼の名前は。。。あ、彼のビジネスカードがない!やばい。。。明日またビジターセンターに行く予定があるので、頭を下げてお名前をいただくとしよう(^^;)。

シルバースミス、つまり、シルバーを使ったジュエリーを作っているというWillie Giaさんからは、小さなピアスとペンダントを購入しました。Mother's Free Spiritではピアスなどは主力ではないけれど、作者の彼の人柄がこのちっちゃな細工にこめられていると思うと、この暖かい波動は私のショップのお客様にもきっと届くだろうと思ったので、購入をしました。彼は私が会いたいと思っていたひとりであるJayne Quamの知り合いだそうで、ズニプエブロの少し手前のエリアに住む彼女の家に案内してくれました。残念ながら彼女はいなかったので、明日会えたら良いなぁと思っています。Willieはファイアーファイターでもあるそうで、あ、と思い、ズニカーヴァーでファイアーファイターであるHervert Halateを知っているかと聞いたら、彼は今、アルバカーキに住んでいるとのことでした。「結婚するとねぇ、外に出たくなるんだよ、みんな。僕のシスター(英語だと姉も妹もシスターなので上下関係は不明)もそうだし」と言っていました。

この「ズニを出てしまう」でピンと来たことが、私が名前をリストアップした人の中で、ビジターセンターでもこの宿でも「この人は知らない」と言われる人が何人かいた、ということです。おそらく、このプエブロの外に暮らしているのではないかと思いますが、詳しく調査をしたわけではないのでなんとも言えません。なので、どなたかは書きませんね。いい加減な情報を書いてご迷惑がかかるといけないので。

ビジターセンターでものすごいエナジーを発する一人の男性がいました。その方が、Jimmy Yawakiaさんです。彼は有名なカーヴァーさんのひとりですが、残念ながら私のショップで彼の作品を取り扱ったことがありませんでした。その彼から、フェティッシュ作りに対するとても熱い思いを受け取りました。ともかく、本当にスピリチュアルな方で、肌身離さず着けているアロー(鏃)のペンダントは彼のガイドだそうで、時々彼の胸に傷をつけて、彼に何かを示唆するそうです。その傷は浅いものから深いものまであって、古いけれど未だに消えないほど深い傷もあるそうです。

ヒアリングに問題ありの私の聞き取りが正しければ、彼は仕事のストレスから来るアルコール中毒をこのフェティッシュ作りに目覚めたことで克服したそうです。彼にとって、フェティッシュとはとても意味のあるものであると同時に、彼の手から作られるフェティッシュはすべて彼の大切な「子供」なんだそうで、それぞれの子に対する思い入れがすごく伝わってきて、聞いている私が自分の丹田の界隈からじわぁ~っと熱いものがこみ上げるのを感じるくらいでした。芯からゾクゾクするというのはそういうことなんだなぁと実感しました。

動物の意味、方角や色との関連なども熱心に話してくれました。そんな中で、ひとつ、ドキッとすることがありました。それは、私が今までサイトで言い続けていたことに間違いがあったことに気づかされた、ということです。

ベアですが、下を向いているものはヒーリングベアで前を向いているものはハンティングとサイトで書いていましたが、彼曰く、そうではなく、ハートラインが入っているものがヒーリングで、背中にやじりを背負っているのがハンティングなんだそうです。

タラァ~(汗の音)。

私なりにあちこち調べて書いたものが間違っていたとは、本当に申し訳ございませんでした!
家に帰ったら、該当するページを書き換えなければと思います。

ともあれ、Jimmyは「いつでもわからないことがあったら必ず回答するので、メールをちょうだいね」と言ってくれました。実はズニではコンピュータを使いこなしている方はそんなにいません。そして住んでいる場所によってはネット環境が整っていない場所もあるそうで、通常、彼らとの連絡はもっぱら電話になるようです。そういう意味で、彼は進んでいる人のひとりです。今日お目にかかった方々の中で、彼だけが直接メールのやりとりができる人でした。

さて、さまざまな出会いがあった今日ですが、最後にすごいことが起こりました。
とあるズニの方がエリアガイドを買って出てくれて、私の運転するレンタカーでその方とズニ内外をうろうろしていました。ズニのランドマークでもある山があって、その界隈はダートトラックなのですが、そのうちのとある場所に出向き、車を停めた瞬間、まるで噴出しているスプリングウォーターのような音を耳にしました。パンク、です。なんと、左後部のタイヤがおそらく岩か何かを踏んだらしく、パンクしてしまったのです。

やばいなぁ、レンタカーなのに。。。

途方に暮れている私に、ガイドをしてくれた人が「近くに住んでいる人を知ってるから、声をかけてくる」と言って走って行きました。そして20分後くらいにどなたかの車で戻ってきました。その方は自己紹介をしてくれたのですが、ファーストネームしか聞き取れませんでした。ともあれ、彼は自分のジャッキを使って車を持ち上げ、スペアタイヤと交換をしてくれました。ちなみに車に積んであるスペアタイアって小さいんですね。あれは本当にスペアであって、本ちゃんではないそうです。ちなみに借りている車は真っ赤なシボレーのセダンです。名前は忘れました(^^;)。

助けを求めに行った人が私がフェティッシュのアーティストさんたちに会いに来ていると伝えたらしく、彼はタイヤを交換すると、自前のフェティッシュを見せてくれました。

「あれ、これって、Emery Eriachoみたい」と思ったのですが、自信がないので黙ったままいいなと思うものを選び、書いていただいた名前の紙を見てドッキリ!

なんと、Emeryご本人でした!今回は、スーパースターに会った気分以上です。なにしろ、パンクしたタイヤの交換をしてくれたのがEmery Eriachoだったのですから!私は彼に「うわぁ、そんな気がしたんですよねー、フェティッシュ見たときに。あなたのフェティッシュって最近人気で価格も上がってますよねー」と言ったら「ここまでになるのにどんだけ時間を費やしたか」と言っていました。確かに、経験ですね。彼のフェティッシュはほのぼのとしたご本人の雰囲気そっくりで、作品って作者自身を表現するもんだなぁとつくづく思いました。

ということで、なんだか今回の旅は波乱万丈です。

私はよく辛い思いをしている方などにこういうアドバイスをします。
人生というのは振り子と同じで、ふり幅が大きいほど、戻りもそれだけ大きい、と。よくある鉄の玉が並んでいて、片側をひとつだけ持ち上げて手を離すと反対側もひとつだけ跳ね、ふたつでするとふたつ跳ね返るのがありますよね。あれこそが私は宇宙の法則だと思っています。何もないところに風はおこらない。動くからこそ、風は起こる。ほら、大金持ちって、巨額な借金王にもなったりするじゃないですか。現在までの今回の旅は、なんだかそれを証明しているような気がしました。乗り物に乗りそびれるアクシデントやパンクなどのアクシデントがあったけれども、それに負けないくらいビックな出会いのタイミングを得たのです。

もちろん、これは私のことなので、私レベルでの振り子の動きでしかないですが、今回の旅は今のところ、そんな感じでふり幅の広い振り子のような流れになっています。

明日はどうなるでしょうか?

もし時間が取れるようでしたら、明日のことを明日書くことができると思います(^^)。なんたって、家に戻るとカレッジの宿題三昧の日々に戻ってしまってなかなかブログまで手が回らなくなってしまいますので、今回はできる限り仕事に集中したいと思っています(はい、このブログも仕事のうちです(^^))。

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by MothersFreeSpirit | 2009-10-04 00:25 | 旅は楽し(^^) | Comments(2)

私的ホワイトセージ日記

私がMother's Free Spiritと名づけたお店のコンセプトを直感的に与えてくれたもの、それはとあるワークショップで体験したホワイトセージによるスマッジングです。そのワークショップはアメリカのカリフォルニア州にあるエサレン研究所から招聘された講師によるエネルギーワークを学ぶものでした。2005年の春のことです。

そのワークショップを取った頃の私といえば、その前年からレイキをするようになり、自分のボディ、マインド、スピリットが目に見えて向上していくのを客観視したり、当時かなり進行したガンに侵されていた母親にヒーリングをして、少なくとも彼女の精神の安定の役に立ったことを見届けた経験から、ヒーラーとしての自覚と探究心が深まっている時期でもありました。
(ちなみにうちの母は、そのガンの進行具合と本人の体力や年齢から考えて手術は難しいと言われ、放射線治療を中心とした治療をしていたのですが、それらの治療と私のレイキ、恐らくどちらも良かったのでしょう、5年たった今でも、完璧ではありませんが、支障のない日常生活を楽しんでいます(^^))

そのワークショップでは、クラスを持つための部屋は神聖な場所ということで、そこに入るには必ずホワイトセージでの浄化が義務付けられていました。エントランスで参加者それぞれが変わりばんこに聖なるスモークを放つホワイトセージを大きな羽根のファンを使って身体にまとわせていくのです。気管支系があまり強くない私もこのスモークの前では大きく深呼吸をして、むせることなく身体の中から聖なる息吹を満喫することができました。

なんだろう、この香りは?それから、この気分は?

本当に初めての感覚でした。慣れ親しんだお香の香りともまた違う、とても自然で、深みがあり、広がりがある。そして、みるみるエネルギーが清められていくのを目の当たりにし、この驚くべきプランツに強い興味を持ちました。

そのワークショップから帰り、一番最初にしたことは、ホワイトセージを手に入れるための検索でした。コンピュータの前に座り、「ホワイトセージ」というキーワードを入力し、あちこち見て歩きながら、自分の心にしっくりくるお店を見つけて注文をしました。当時はまだそんなにたくさんの方がホワイトセージを扱っていなかったように思います。それから、びっくりするほど高かったのも覚えています。そんな中、とても良いお店に当たり、とても素晴らしいプランツが手元に届きました。

その年の夏から、ボディワーカーとしてのスタートを切り、エサレンマッサージ、レイキヒーリングを主とした仕事を都内の自宅の一室で展開してきました。もちろん、サロンとして使っていた部屋のみならず、家中の波動を常にいい状態に保つため、ホワイトセージでの浄化は欠かせないものとなっていました。

ネットショップをするきっかけとなったのは、現在の夫スティーブの何気ない一言からでした。エサレン研究所でのワークショップに参加するため渡米し、ついでに(笑)彼の家を訪問したとき、たまたま彼が言った言葉、それは「教師は夏休みが長いし、時間もたっぷりあるから休みの間にネットショップでも始めてみようかなぁ」というもの。彼は日本の手ぬぐいやのぼりなどに興味があって、そういったものを紹介したら面白いと思っていたようです。

ネットショップかぁ。。。

考えてみれば、インターネットをするようになって割と早い時期にネットショップという媒体に興味を持ち始めていました。素人からスタートするビジネスのきっかけとして、インターネットという媒体は絶好の場所になりつつあったのです。実際、「インターネットでお店を開こう」とかなんとか、そんなタイトルの本もいくつか持っていたくらいで、うっすら興味があった私の心に、彼のその一言が引き金となり、ことがどんどん現実味を持つようになり、翌年の6月、私が何より多くの方に紹介したいと思っていたホワイトセージを中心とした商品を販売するネットショップ、Mother's Free Spiritをオープンさせたのです。ちなみに、夫スティーブは結局ショップをオープンすることなく、今に至っています。私にとって、彼のその一言は、彼自身のことというより、私への、大いなる宇宙からのメッセージだったのではないかと今でも強く信じています。

おかげさまで、アメリカで再スタートするようになってからは益々ご好評をいただくようになり、最近ではホワイトセージの利用もかなり一般的になってきているように感じています。もちろん、渦中にいるので、そう感じるだけで、まだまだ、アメリカ人でさえ、ホワイトセージなどのワイルドプランツやその素晴らしさを知らない人はたくさんいるのも事実なので、実際には一般的とまではいかないのかもしれません。

どうしてホワイトセージってこんなに素晴らしいんだろう。実は私はこの答えを持っていません。ただ、ボディ、マインド、スピリットが一体となった私という個がそれを欲し、それらに支えられている、という事実だけはお伝えできます。ホワイトセージを焚くことで張り詰めたマインドがスーッと落ち着き、すがすがしいその香りにスピリットが歓喜する、そして私という魂が宿るボディとの調和をもたらしてくれる。ホワイトセージは私にとってなくてはならないプランツです。

ブログでも何度かご紹介していますが、私自身はホワイトセージだけでなく、他のワイルドプランツたちを使ったスマッジングもよくします。どちらかというと、ミックスして利用することが多いですが、お客様にお届けする商品を浄化する場合はホワイトセージのみを使うので、ホワイトセージが一番利用頻度が高いですね。

そのホワイトセージですが、今年も夏の日差しをたっぷり浴びて力強く育った子たちがどんどん我が家に届いています。ショップをスタートして以来、3か所めにして、今後長くお付き合いができるに違いない収穫者の方に出会ってからもう2年くらい経つのではないかと思います。彼はアリゾナに住んでいるのですが、南カリフォルニアの、彼自身の聖なる場所に出向いては、せっせとセージを収穫し、束ね、乾かし、必要とされる場所に送り届けています。今まで扱ってきたセージも素晴らしかったのですが、彼から届くセージは本当に特別な感じがしています。彼自身がセージを愛していて、心を込めて収穫している、というのもひとつかもしれません。実は実際にお目にかかったことはないのですが、私は彼とのやりとりの雰囲気から、勝手に「セージのおじさん」と呼んでいます。お年頃のお嬢さんがいらっしゃるようなので、もしかしたら私と同じくらいか、私より年下かもしれませんが「セージのおじさん」という呼び方が失礼ながら私にはピンとくるので、メルマガなどで彼のことに触れる時にはいつもそう呼んでいます。

今までのブログを読んでいただいた方はご存知かと思いますが、ホワイトセージを始めとするスマッジング用のプランツはどれも野生のもので、それぞれのプランツが好む気候風土の場所で他の自然の者たちと共存しながら成長しています。八百屋さんに並ぶ、農家さんが丹精込めて育てたお野菜たちとは別の育ち方をしてきた子たちです。あまりきれいでない言葉を使えば、「野良育ち」な子たちです。なので、その成長は環境に大きく左右されます。その年の雨量、お日様の具合、同じ土地に生息するすべての生き物たちとの係わり、いろいろなものがワイルドプランツたちの育ち方に影響を与えていくのです。

先日、前述のセージのおじさんが、彼の「聖なる土地」に自生しているホワイトセージの写真を送ってくれました。この野生児たちの姿を私にも見せたいという気持ちになってくれたのでしょう。私はこの素敵な写真をぜひブログでご紹介したいと申し出ました。彼はそれをとても喜んでくれているようでした。

セージのおじさんに、「今年のセージの具合はどうかしら?」、という質問をしてみたら、「今年は例年より雨が少なかったから、もしかしたらいつもより少ない収穫になるかもしれない」という答えが返ってきました。確か、去年も似たようなことを言っていたけれど、まるっきり足りなくなるほどではなかったので、今年もそんなに心配はしていませんが、野生のプランツを収穫するルール、「取り過ぎない」ということを忠実に守っている彼の意思を見守って、必要に応じて、入荷の具合はお知らせしていこうと思っています。

うちの店から旅立つホワイトセージはおかげさまでとても評判をいただいていて、とてもうれしく思っています。お客様は口々に「Mother's Free Spiritのセージはエネルギーが違う」とコメントを寄せてくださいます。ホワイトセージ自体の素晴らしさに対する確固たる答えを持っていない私も、これに関しては明確な答えを持っています。これは私とセージのおじさんのプランツに対する愛情も確かに理由のひとつだと思いますが、大自然からの贈り物を感謝の気持ちを持って受け取ってくださるお客様方の愛情も大きな要素だと思っています。不満なエネルギーで満たされた心に満足は生まれません。うちの店のお客様は皆さん、平和な心をお持ちの素晴らしい方々で、そういう心で商品を迎えるからこそ、それらがより輝いてみえるのだと思います(^^)。

愛と調和に満たされたボディ・マインド・スピリットをお持ちのお客様方に感謝いたします。

*最初の2つの写真は野生のホワイトセージたち、最後の写真は束ねたバンドルを乾かしている様子です。

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by MothersFreeSpirit | 2009-09-01 21:13 | ショップより愛を込めて | Comments(0)

シャスタでのお仕事 クリスタルたちとの語らい

私たちはいつもシャスタのダウンタウンから歩いて5分くらいのところに宿を取っています。窓一杯にシャスタ山が見渡せる素敵なロケーションで、初めてそこに泊まって以来、ずっと同じ宿に宿泊しています。最初は日本人の方には有名な、日本人オーナーの運営する宿にアポイントを取ろうと試みたのですが、連絡がうまくいかず、仕方なく別の宿に決めたのですが、結局それ以来ずっと同じこのシャスタ山が真正面に見える宿に宿泊しています。私たちにとってはきっとそれも流れだったんだろうなぁと感じています。

私がシャスタクリスタルを仕入れている店、セイクレッド・シード・クリスタルズはダウンタウンのメインストリートの一筋裏手で、私たちの宿から歩いて4分くらいのところにあります。小さな木造の長屋のような建物の端っこの一角で、2つのショップスペースとオフィスの3部屋が彼らの聖なる場所です。

彼らとの出逢いも実はフローに導かれたと言ってもいい状況で始まりました。初めてシャスタを訪れた去年の春、エサレン研究所で知り合ったクラスメイトの友達が働くクスタルショップを訪問する目的でダウンタウンを歩いていました。ところが、その店は改装のためお休みでした。そのクラスメイトの友達とは日本にいた頃に一度会っていて、何度かやりとりをしたこともあって、彼女のところからクリスタルを仕入れる方向で話は緩やかに流れていました。ところが、なぜか連絡が取れなくなり、私は日本を離れ、アメリカに移りました。そして春、シャスタを訪れ、探し当てたそのショップは改装のためお休みという流れ。仕方なく、町をふらふらと歩いていたら、小さなクリスタルショップを発見。それが今、うちの店と繋がってくれているセイクレッド・シード・クリスタルズでした。セイクレッド・シード・クリスタルズはその日が開店ということで、オーナーのニナとミギュエルはレイアウトに没頭していました。その小さな店からはシャスタ山がくっきり見え、店内は清々しいエナジーで満ち溢れていました。その日は軽く会話を交わし、少しだけクリスタルを見て宿に戻ったのですが、その晩、ふっと感じ取るものがあり、翌日改めて伺って、ほんの少しだけ、ショップに飾ってあったクリスタルをうちでの販売用に購入して帰りました。

それがすべての始まりです。お店のロケーションもさることながら、彼らのスピリチュアリティに溢れるムードに惹かれました。気合の入っていないポジティブマインド、というとわかりづらいかもしれませんが、ヒッピーの時代から引き継がれた感覚的な空気を持ち自然と調和しながら生きている人たちのムードが、今のアメリカのスピリチュアルと呼ばれている人たちの雰囲気で、彼らもまた、そんなムードを持った自然児のような人たちでした。本当にクリスタルが大好きで、引き寄せられるようにこの仕事に就いたふたりの愛情も彼らの販売するクリスタルにはたっぷりと注がれていて、シャスタからの波動に合わさり、いいエナジーが増幅されている空気は、ショップを訪れていただくと感じてもらえるのではないかと思います(^^)。

その後、昨年の夏に本格的なお取引をさせていただくことになり、今年が2度目の夏、というわけです。今回もまた、私たちのクリスタル選定用にオフィスサイドにスペースを作って待っててくれました。私の中で、シャスタエナジーのクリスタルは出来る限り自然界から取り出されたままの形を保ったもの、という気持ちがあるのですが、あまり硬く考えず、その時の流れを大切にすることで、いい出逢いがあると信じています。ということで、今回の出逢いは、淡いピンク色がとても美しいレムリアンシード、雄々しさ、たくましさを感じさせてくれるアトランティアン・クォーツ、いつものようにスターシードとほんの少しのダブルターミネイテッド、そして、ヴォゲルワンドです。

ヴォゲルワンドについて少しお話しましょう。これに関しては、エンジニアのバックグラウンドのある夫スティーブも多少の知識があり、このカットを最初に施したヴォゲル(Vogel)さんはアメリカのエンジニアの間では知られた人だということです。深くは書きませんが、簡単にご紹介すると、このヒーリング用のパーフェクトカットを考えたヴォゲルさんはIBMに在籍していらした方で、彼の作り上げたワンドは人口水晶によるものです。人口の水晶はいろいろな精密機械に利用されているものです。完璧に設計された人口水晶を利用したものだからこそ、パーフェクトなヒーリング効果が得られるというのが彼の考えです。そして、このカットは彼が亡くなったそのあとも、登録商標として残されているため、実は「ヴォゲルカット」などの言葉は彼のカンパニーから販売されているもの以外に使うことのできない表現です。

私が仕入れてきたものはといえば、人口ではなく、天然の水晶です。更にアメリカのサイトを調べていくと、今では天然の水晶にしても、ヴォゲルさんが考案したカットを施したものを一般に「ヴォゲル」と呼ぶようで、セイクレッド・シード・クリスタルズの彼らも疑うことなくそう呼んでいました。

メルマガをお読みいただいている方でしたら私の石に対する考えはご存知かと思いますが、天然のものに登録商標を付け、高い金額で売る、という考えには賛成しかねるものがあります。ただ、ヴォゲルさんのものに関しては、ご自身で開発された人口のものなので、悪いことではないと思っています。このカットのワンドについて、天然が良いか、人口が良いか、という部分ですが、それはあくまでも、持つ人が決めることだと思っています。他人に言われるままに感じもしないのに感じたように思い込む必要もないし、何が正しくて何が正しくないということはないのです。大切なのは、ご自身の感性を信じることです。私がなぜ、この美しいカットの天然水晶ワンドをご紹介したいと思ったかというと、私自身に感じるものがあったこと、私自身が天然に勝るものはないと思っていること、そして、天然だからこそのインパーフェクトさが気に入ったからです。インパーフェクト。。。つまり、ひとつひとつが完璧に同じではない、ということです。人間もそうですが、同じ五体を持ってしても、ひとりとして完璧に同じ人間はいないですよね。私が天然石にこだわる理由はそこにあります。といっても、実際は理屈じゃなく、感覚が欲していて惹かれている、というのが正しい表現なのですが。当のヴォゲル氏も実は、ご自身の考案した人口水晶によるワンドが一番だと信じながらも、やはり「感じ方は人それぞれ」と考えていらしたようで、そういうところは個々の意見を尊重する意識がしっかりしているアメリカ人のいいところだなぁと思います。

そういうわけで、一般的に「ヴォゲルカット」と呼ばれているこのカットのワンドですが、ヴォゲルが固有名詞であることと、このカットが登録商標であることから、私は自分のショップでは「ヴォゲルスタイルワンド」と呼ぶことにします。ちなみに、日本語のネットを検索すると、「フォーゲル」という呼称が多いようですね。夫曰く、固有名詞の発音は見た目通りにはならないので、彼は「ヴォゲル(ゲはグとゲの間くらいの音)」と呼んでいますが、もしかしたら「フォーゲル」が正しい音なのかもしれませんし、そのあたりはよくわかりません。とりあえず、私たちの間で出た発音で表記しようと思います。

実はこのヴォゲルスタイルワンド、自分用にもひとつ購入しました。仕入れ品を選択しているときに、ふっと、「この子はうちの子になる子だ」と強く感じたワンドがありました。今まで、仕入れの仕事をしながら自分用に持ち帰るもののことは考えたことがなかったのですが、今回、ふっと降りてきた感覚がこのワンドでした。早速、自宅で浄化、自分の波動とのチューニング(もちろん自己流(^^))を経て、うまい具合にひどい寝違いを起こした夫の首から背中にかけてヒーリングをしてみました。その辺りはまたのちほど書くことにしますね。

ヴォゲルの話が長くなってしまいましたが、今回のシャスタでのクリスタルとの出逢いは前回に増して素晴らしいものでした。その子たちが育った土地のエナジーをたっぷりと吸収してうっすらとピンク色に染まったレムリアンシードは高貴な雰囲気をかもしているし、アトランティアン・クォーツは勇気を与えてくれる男性的なたくましさで私の目の前に登場してくれたし、スターシードたちも聖なるシャスタのエナジーを受けてイキイキと輝いていました。今回は、レムリアンシードとアトランティアン・クォーツはやや大きめのもの、スターシードは持ち歩ける小さなお守りサイズのものたちが揃いました。なるべく、一度にまとまった数をご紹介していこうと思っていますが、ぼちぼちといきますので、のんびりとお待ちいただければと思います(^^)。

今回、理屈抜きで、天然のクリスタルたちが好きな自分にも改めて気づきました。深い知識より、自分の感覚を信じる気持ちも強まりました。ニナとミギュエルと私と夫スティーブと。とても楽しい時間を過ごすことができました。本当に、ニナたちとの出逢いはいい出逢いだったなぁとつくづく思います。シャスタに行くことがあったら、ぜひ、彼らの店を訪ねてあげてください(^^)。でも、シャスタまで足を運ぶことができなくても、Mother's Free Spiritに並んだシャスタエナジーたちは、彼らのショップで購入するのとほぼ同じ価格なので、彼らのお店に出かけたつもりで楽しく眺めていただければと思います(^^)。

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by MothersFreeSpirit | 2009-07-29 11:04 | ショップより愛を込めて | Comments(2)

シャスタでのお仕事 トスカン・ハイツ・ラベンダーガーデンズ

19日の日曜日から21日まで、シャスタに出かけていました。夏の恒例行事です。といっても、今回で2度目ですが(笑)。シャスタ滞在はこれで3回め。今回は趣向を変えて、中日にはオレゴン南部まで足を伸ばしました。

仕事をしたのは最初の日、19日と最後の日の21日。19日はトスカン・ハイツ・ラベンダーガーデンズを初訪問し、和やかな時間を過ごしてきました。そして21日は朝から、セイクレッド・シード・クリスタルズで、Mother's Free Spiritを通して日本人の皆様に販売するクリスタルをピックアップする作業をしてきました。

トスカン・ハイツはマウントシャスタとマウントラッセンの中間に位置する広大な農園です。農園地帯の奥の方に住居とガーデンを構えています。オーナーのリネットはラベンダーのことを語らせたら右に出るものはないに違いない、というくらい、ラベンダーラブな方で、ラベンダーやハーブなどの育成から、商品開発、営業まで、ほとんどをご主人のリチャードの手を借りながらこなしています。ちょうどうかがったとき、ご主人はギフトショップの裏のガーデンハウスの前に備え付けの装置を使ってエッセンシャルオイルとラベンダーウォーター(ハイドロゾル)の抽出をしていました。彼らのラベンダーやハーブを使った商品のうち化粧品などいくつかは専門の別の場所で作られているようですが、手作りでこなせるものはすべて彼らがせっせと作り上げいるそうです。試行錯誤をしながら作り上げた商品はすべてリネットの自信になっているそうです。彼女が自信を持って作っている商品だからこそ、私の心にも響いたのだし、うちのショップを通して目をつけてくださるお客様がいらっしゃるのだと思います(^^)。

余談ですが、アメリカでは農園主がエッセンシャルオイルやハイドロゾル、石鹸やローションなどを手作りして販売するのは普通のことのようで、ファーマーズマーケットに足を運ぶと必ずそういうブースを見つけることができます。数年前、サンフランシスコのフェリープラザで行われているファーマーズマーケットで、ディルやダグラスファー、ベイルーレルなど、日本人の目から見たら珍しい素材で作られたハイドロゾルを購入したことがあります。それらは東京・葛飾での自宅サロンのセッションでとても役に立ちました(^^)。自然の香りは人の心を和ませる力で満ちています。

ラベンダー園の手前には広大なブドウ畑があり、伺ってみると、ご主人のリチャードはワイン作りに興じているそうで、将来的には商品化していきたいとのことでした。ワイナリーとして認可を受け、商品を販売するようになるにはいくつものステップを経てライセンスを取らなければならないそうで、今のところはまだ販売できる段階に至っていないそうです。ボトル詰めしてラベルもしっかり付いているのですが、今のころは知り合いにプレゼントしたりするのみだそうで、私たちにも「テイスティングしてみてくださいな」といって、ご主人が白ワインを一本くださいました。私たちの店からもなんとか販売をすることができれば面白いなぁとも思うのですが、とりあえずは先の話です。

ガーデンの一般開放は6月中旬から7月一杯までの週末のみなのですが、辺鄙な場所にも係わらず、たくさんの方が訪れるそうで、夏のこの時期は休みなしで働いているそうです。私たちが伺った日は既にイングリッシュラベンダーの収穫が終わってしまったあとでしたが、トスカン・ハイツで扱っているラベンダーは200種類以上にものぼるということで、イングリッシュラベンダーが刈り取られたあとの農園でもまだまだたくさんのラベンダーがイキイキと咲き誇っていました。

何より感動したことは、地図を頼りにガーデンを探しながらのドライブだったのですが、ガーデンが近づいたとたんにラベンダーの香りがふわぁっとしてきて、すぐに近くに来ていることがわかったことです。大気に広かるラベンダーの香り、想像できますか?それはもう、腰が抜けてしまうくらいな勢いで身体中がリラックスしていく感じなのです。ギフトショップの前にガーデンを眺める感じでイスが置かれていて、リネットが私の注文の事務処理などをしている間、夫スティーブとふたりでそこに座ってしばらく会話も交わさずに、その豊かな香りに浸っていました。

近い将来、敷地面積を増やし、今でもカリフォルニアで一番大きなラベンダー園ではあるのですが、世界一のラベンダー園にしたいとリネットさんの夢は広がります。そして今後の開発商品としては、今販売しているカフェインフリーのフレバリーティに加え、ハーブティなどを手がけていきたいということでした。リチャードのワイナリーもうまくいくといいですね(^^)。

今回はガーデン内のギフトショップを眺めながら、2つの新しい商品を仕入れることに決めました。ひとつは、ラベンダーバスミルク、そしてもうひとつは、ラベンダー&ハーブ・タブティー。タブとはバスタブ、つまり浴槽のことで、タブティーは、浴槽に浮かべて香りを楽しむティーバッグです。バッグに入ってるので、お風呂のお湯を汚すことなく香りを楽しむことができるのは便利です。洗濯乾燥機に入れて衣類の香り付けに使うこともできるそうです。バスミルクもリネットの手作り。ちょうど新しいものを作る準備をしていたとのことで、後から送ってもらうことになりました。ギフトショップではリネットお気に入りの商品「ラベンダーネモネード」が用意されていて、暑い中訪れる人たちが自由に飲めるようになっていました。そんな細やかな気遣いにも感心しました。このレモネード、手軽に作れて、甘さも控えめ、ほんのり邪魔にならない程度に香るラベンダーが上品な清涼飲料です。

今まで取り扱っていたトスカン・ハイツのソープも3種類増えたそうで、少し多めに仕入れてきました(^^)。今回は現地で取引をしたお陰で送料もかかっていないので、価格を少し下げることができました(^^)。本当に素敵な商品なので、出来る限り多くの方が買いやすい価格でお届けしたいという私の気持ちもかなり満足させることができました。まあ、実際、でっかい車を5時間走らせて現地に向かっているので、ガソリン代を考えると送料分安くなったともいえないのですが、そのあたりは知らん顔をしようかと(笑)。

*トスカン・ハイツ・ラベンダーガーデンズの写真です。最後にすっぴんの私(笑)と一緒に写っているのが、オーナーのリネット。広大な農園を仕切るエネルギッシュなレディです(^^)。途中のワインボトルの写真はうちの裏庭で撮ったものです。文中で紹介しているワインです。彼らの望み通り、商品化されるといいなと願いつつ。。。

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by MothersFreeSpirit | 2009-07-25 07:39 | ショップより愛を込めて | Comments(0)

めちゃくちゃ旨い!コールスロードレッシング

残念ながら写真はありませんが、まあ、コールスローなんて、写真がなくてもあんな感じ、ということで(笑)。

アメリカではたいていの雑誌が年間購読(郵送してもらう)をするとまるで半額かそれ以下ってくらいに安くなるので、ちょっとばかりそれにハマってしまい、現在、4誌、そして更に2誌の購読契約をしたりなんかして、ちょっとばかりマガジンライフを楽しんでおります。

ちなみにうちわけは、天然石系が1冊、料理系2冊、マッサージ系1冊、ナチュラルライフ系2冊(これらは契約したばかり)です。

その中で、「Food Network Magazine」という料理系のものに出ていたコールスローのドレッシングがすごくおいしかったので、ちょいとご紹介です(^^)。この雑誌は、その名のとおり、フードネットワークというテレビチャンネルの人気料理キャラクターさんたちのお料理を紹介する雑誌です。私はこのチャンネルが大好きで、ショップの梱包作業をするときには英語の聞き流しレッスンもかねて、そのチャンネルをオンにしています。

さて、そのコールスロードレッシングのレシピです。3/4カップのマヨネーズに1/2のすりおろしたまねぎ、2テーブルスプーンの砂糖に2ティースプーンのセロリシード(これはスパイスなんかのところで瓶に入って売っている)、3テーブルスプーンのアップルサイダービネガー、適量の塩胡椒。以上。

たまねぎが、1/2としか出てないんだけど、マヨネーズのあとに書かれているので1/2カップなのかなぁ。そのあたりはてきとーに(笑)。

アメリカの1カップは237ml、テーブルスプーンは15ml、ティースプーンは5mlです。アップルサイダービネガーは単純にりんご酢でも良いと思います。セロリシードが香辛料売り場で手に入るといいけど。。。これ、かなり決め手なので。あと、意外にも、砂糖を入れることで、マイルドな味になる!

そういえば、タイ料理も辛いんだけど、けっこー砂糖も使われていて、うまく辛さが中和されてたりするんだけど、ドレッシングに砂糖ってのもまた、新鮮だなぁと思いました。アメリカ食は全体的に甘いんだけど、このドレッシングに砂糖を入れたところで気持ち悪い甘さにはなりません。気持ち、少なめに入れている感じかな、私は。

で、お野菜ですが、コールスローなのでキャベツがメイン。私はそれにきゅうり、にんじん、たまねぎのスライスを入れます。でもって、これはレシピにはなかったんだけど、さらに決め手となる材料が、干しぶどう! どこかで干しぶどう入りのコールスローを食べたことがあって、これはうまいと思ったあの感覚を思い出して、ちょうど家に白ぶどうの干しぶどうがあったので入れたら、これがまた、酸味をうまく中和してくれてなんだかプロの味って感じでよかったです!

このコールスローは、実は、「ダラスバーガー」というハンバーガーのレシピの中のコールスローで、ハンバーガーの具材なのです。今見たら、フードネットワークのサイトにレシピがありました(^^)。

アメリカは知ってのとおり、ハンバーガー大国ですが(笑)、マックやウェンディーズ、バーガーキングばかりがハンバーガーではありません!いたるところで、個性豊かなハンバーガーを食べさせるレストランがあります。ちょいと高めだけど、チェーン店のものより数段旨くてヘルシーです(^^)。私と夫スティーブはベジではなくとも身体に良い食事にこだわっているので、チェーン店はまず利用しません。そのかわり、あちこちの小さなレストランのバーガーを試してみては、自家製バーガーの参考にしたりしています(^^)。

はい、そうです。私は最近、自家製ハンバーガーに凝っています。昨年の秋からパン焼きに懲りだして、夏だ、BBQだ、ハンバーガーだ!ということで、パンから自家製、お肉は庭のグリルで炭焼き、好きな野菜をふんだんに入れた高さが軽く10cmを超える、ボリューム満点だけどとってもヘルシーなバーガーを1、2週間に一回くらい作っています(^^)。

ともあれ、このコールスロードレッシングであえたコールスローはかなりプロっぽい味でおすすめです。作って少し置くと、味が馴染んで更においしいです。私は大量に作って、翌日までかかってバリバリ食べています(^^)。この一日置いたものがまたうまい!カレーのようです。特に繊維の硬い紫キャベツの場合、一日置いたものは格別だなぁと思っています。

キャベツ好きな方、ぜひお試しあれぇ~。

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by MothersFreeSpirit | 2009-06-16 08:30 | 旨いアメリカ! | Comments(0)

身体と心の「絆」に気づく

私がボディワークに興味を持ち始めたのが今からちょうど5年前。レイキを取得したあとです。その後、ボディワークをきちんと学びたい、これを仕事にしたい、という気持ちが沸いてきて、エサレンにたどり着いたのはその半年後。それまで、あちこちの学校をネットで探して、実際に出向いて様子を見たり、入学手続きまでしたのちに解除したところもあったりと、紆余曲折を経たのちのエサレンボディワークとの出逢いでした。

それまでの私はといったら、地味ながらライター業を数年続けたのち、ひょんなことからとある会社に懇願されてグラフィックデザイナーをするハメになり。。。一応、ちゃんと母子家庭で食べていけたので問題はなかったのですが、上の子が高校を卒業した直後から「そろそろ別の世界に移動しようか」という、ひとところにじっとしていられない性分がむくむくと動き出し、7年7か月働いたその会社をスパッと辞めました。面白いのは、子供を抱えて先のことなどひとつも考えずに会社を辞めようもんなら、普通の親は心配したり止めたりするのでしょうが、私の母親はなぜか「お祝い」をしてくれました。

しばらく旅をしながら自分自身と向き合っていくうちに、レイキで得た身体と心の密接なつながりに対する興味が更に深まり、自然と自分が次に進むべく道が開けてきたのです。

日本でのワークショップを経て、カリフォルニアのエサレン研究所でのプロになるためのトレーニングに参加しました。私にとって、初の海外研修です。我流で身につけた英語力に不安を感じながらも、そこに至ったタイミングも大切にしたい気持ちから、思い切って飛び出しました。そのお陰で、プロのボディワーカーとしてのスタート地点に立つことができたばかりではなく、自分自身の世界も飛躍的に広がり、素敵な友人が出来たり、現在の夫であるスティーブとの出逢いがあったりと、一歩踏み出したことで得たものは本当に大きかったし、私の人生がまたしばらく飽きることのないものになってきたなぁと感じています(^^)。

エサレン研究所にはその後2回、ワークショップに参加したり、働きながら学ぶプログラムを取ったりと、一年の間に3回の濃い体験を重ねることができました。それぞれのクラスで出来た友達はとても貴重な宝物ですが、特に、最初のエサレンマッサージの認定を取る一ヶ月のクラスで出逢った友達はと今でもいい関係を保っています。

その中のひとりにレスという男性がいます。彼とはクラスにいた頃からウマが合う友達でした。誰にでもフレンドリーな人で、私ともクラスが終わったあとずっと、折につけメールでやりとりをしたり、日本にいた頃は旅の途中でうちにも寄ってくれたり、会えば交換セッションをしてお互いの技術を確認しあったり、深く人生のことなども含めたいろいろな話をしたりする親友のひとりです。恋愛相談もよく受けたなぁ(^^)。私がアメリカに移住したときも、真っ先に夫スティーブとともにエサレン研究所にいるレスを訪問しました。

彼はクラスの優等生で、ものすごく研究熱心。私たちのクラスが終了したあとも、持ち前の探究心でボディワークをきわめていき、大学でアナトミーのクラスも取り、上級の認定を受けたのち、厳しい試験にもパスしてあっと言う間にエサレン研究所のマッサージクルーの座を射止め、今では人気セラピストのひとりとして大活躍しています。もちろん、エサレンという狭い枠の中だけに納まっている彼ではありません。その後、自分なりのボディワークスタイルを構築し、サンフランシスコという、クライアントさんのボディワークに対する認識がもっとも成熟した都会でもプロとして活躍したり、来日して指導をしたりと、活躍の幅を広げている、私たちのクラスの出世頭でもあります。

その彼が、日本での本格的なボディワーク指導をする計画を打ち出しました。エサレンマッサージ、という言葉は使いませんが、彼の根底にはエサレンで得たものが基礎としてあるので、彼から教わることは、ボディ・マインド・スピリットの三位一体を理解する上でとても役に立つことばかりではないかと思います。

そういえば、面白いことがありました。今年の2月に私と夫スティーブはたまたまチャイナタウンに旧正月を見に行こうとサンフランシスコ行きを計画していました。そこにたまたまレスからメールがあり、同じ時期にサンフランシスコにいることが判明!それは会わない手はないねぇ、ということで、フェリープラザというサンフランでも大人な雰囲気のエリアで待ち合わせ。ランチを一緒に楽しみました。レスがメインで働くエサレン研究所はサンフランシスコから南に2~3時間くらい行ったところにあり、彼はいつもサンフランシスコにいるわけではないのです。なので、たまたま同じ日に同じ場所にいる、というのはうれしい偶然なのです(^^)。この広いアメリカで、折に付け会うことのできる友人がいるのは心強いものです。
(余談ですが、この日、私たちは日系のお惣菜屋さんのランチを買って食べたのですが、「ご飯」を買ったのは私だけで、アメリカンなふたりはご飯なしで「おかず」のみをバクバクと食べてました。夫が家でそういう食べ方をすることに最初はとても気持ちの悪い感覚を持っていたのですが(笑)、レスも同じことをしているところを見て、食習慣の違いを強力に実感した次第です(笑))

残念ながら、私は今、ネバダ州に住んでいて、カリフォルニア州で取った認定で仕事をすることができないので、ボディワークは親族や友人以外にはしていませんが、身体に触れながら心の奥底に触れていく作業の魅力は語りつくせないほどで、仕事として毎日のように人の身体に触れていた頃を懐かしく思い出します。

今、時代は外から内へと、見つめる対象が急速に変換しているように感じます。自然回帰的な感覚かしら。あまりにも外ばかりを気にしすぎて、内なる世界をないがしろにしてきたつけが、「文化的」と言われる生活をしている国の人々にまわってきているように感じます。物が豊かで恵まれているはずの国に住む人々の方が心を深く、複雑にわずらっています。身体の声を聞く、心の叫びを感じ取る、そんな感覚が身につけられたら、素晴らしいですよね。もちろん、一朝一夕にはいきませんが。。。

もし、そんなことに興味があるのなら、レスのクラスは最高の体験になるのではないかと思います。しかも、数あるワークショップの中でも、親切価格!滞在中にはセッションもするようですが、そちらもまたまた親切価格!さすが、レスです(^^)。









左からレス、私、夫スティーブ。サンフランシスコ、フェリープラザの波止場にて。

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by MothersFreeSpirit | 2009-06-08 14:01 | ボディ・マインド・スピリット | Comments(0)

バジルでCooking!

ハーブガーデンにあこがれて、バックヤードに放っぽってあったトロッコにハーブの寄せ植えなどをしてみているのですが、その中で、一番楽しみにしているハーブは「タイバジル」です。

タイバジル、実はハーブの苗として売られているのを見たのは初めてでした。もっと言うと、八百屋さんで見かけたこともないので、生のタイバジルというものを見たのは初めて、といった方が正確です。茎と葉の縁が紫がかったこのエキゾチックな風貌にうっとりして、購入した苗です。種から買えればよかったのですが、種は見当たりませんでした。タイ料理が大好きなので、できればタイバジルを使った本場っぽい料理を作りたいなぁ、という気持ちで購入した苗です。

買ってしばらくして、メインの茎がにょきにょきと伸び始めたと思ったら、花を咲かせ始めました。タイバジルの栽培に関する知識がない私は、ネットで検索をしてみたのですが、日本語だとなかなか自分が知りたいことを説明するものに出会えません。ただ、一般的なバジルの栽培の智恵として、花を咲かせるとそこに全エネルギーが注がれてしまって葉が痩せてくるので、花はサクッと剪定するように、という情報はいくつかのところで見つけることができました。でも、このタイバジルの花がとてもかわいくて、切ってしまうのはもったいない気がして、しばらく放っておきました。ところが、先達の言うとおり、花が増えると同時に、葉が痩せてきてしまったのです。料理に使うことを最終の目的として栽培し始めたハーブなので、やはりたくさん収穫できるようにするに越したことはありません。仕方がない、英語のサイトで調べるか。。。

もういい加減、日本語感覚で英語のサイトを覗くようにしなくてはと思いつつ、どうも読むのが面倒で、日本語に頼ってしまいがちなのです。考えてみたら、私が英語を自己流で再スタートさせた10年前の理由が「インターネットの豊富な情報を楽しむ」ということだったので、いまだにそれをめんどくさがっている私もどうしたもんかなぁと思うのですが。。。

観念して「Thai Basil」で検索をしてみると、やはり英語のサイトの方が豊富に情報がありました。葉の収穫のためには、花を切らなくてはならない、ということまでは日本語で情報を得ています。さて、それでは、切った花についてですが、飾る以外に使い道はないのかなぁと思い、「Thai Basil, how to use flowers(タイバジル、花をどう使う?)」などと入れてみました。そしたら、出てきました。花はgarnish(付け合せ)として使えば良いと。

そうか!花も可食なのね!切っても枯れていくのをさみしく見届けるだけではなく、有効に使えるんだ!

そう思ったら、切ってしまうことが惜しい気分が吹き飛びました(笑)。ということで、サクッと切りました。もしかしたら、時すでに遅しかもしれませんが、ともかく、その後の葉の成長に期待することにしました。


今年、スウィートバジルは種から育て始めました。実は最初の種の子たちは、冬に購入した小さなガーデンハウス(温室)で2月から育て始めたのですが、3月を過ぎて、日中の気温がグンと上がり始めるようになったとある日、ガーデンハウスのジッパーを締めっぱなしで一日中外出をしてしまい、なんと、煮えてしまいました(^^;)。仕方がないので、その子たちは摘み取って、乾燥させて、今、乾燥ハーブとして使っています。その後、第二弾ということで、5月に入ってから撒いた種が今やっと少しずつ成長し始めていますが、まだまだ収穫できる段階には入っていません。

ハーブもいろいろありますが、我が家のキッチンでフレッシュハーブとして一番活躍するものはバジルです。こちらではどこのスーパーでも手軽に購入することができるのですが、収穫してあるものは買って帰って真空にして冷蔵庫で保存しても最後まで使いきれないうちにべちょべちょになってきてしまいます。いくら一番活躍するハーブといっても、毎日のように使うわけではないからです。

ところが、先日、近所のTrader Joe'sというお気に入りのスーパーの店先で、たわわに実った鉢植えのバジルがなんとたったの2.99ドルで売られているのを発見しました。300円以下です。収穫してあるバジルも、ひとパックが2.50ドルくらいするので、この鉢植えはお買い得です。ホームセンターのようなところで売っている育てるための苗と違い、明らかにしっかり育った「使うための」鉢植えバジルです。しかも、育てる苗として売っているものよりはるかに安い!これ、グッドアイディアだと思いません? だって、お日様とお水さえしっかり与えてあげれば夏の間しっかりフレッシュでいてくれるのですから!日本でもそんなしゃれたことするスーパーがあるといいのにねぇ。。。

ともあれ、その日は私のマイカー(自転車(笑))で出かけたので、持ち帰るとしても当然、自転車の前かごです。トレジョ(Trader Joe'sの略(笑))は紙の手提げ袋に入れてくれるので、バジルの傷み防止のため、トルティーヤチップス(これは夫スティーブのスナック兼ご飯(笑))を2パッグ買いました。トルティーヤチップスの袋はチップスの破損防止のために空気がたっぷり入っているので、良いクッションになるのです。紙袋にバジルを真ん中にして、トルティーヤのバッグのクッションを入れたらちょうど自転車の前かごでバジルの鉢が固定されていい感じになったので、満足して持ち帰りました。
(写真は長かった茎を3つくらい切り取ったあとですが、それでもまだまだたっぷりあるでしょ(^^)。大きい葉は手のひらくらいもあるの!)

そして本日、無性にひき肉のタイバジル炒めが食べたくなったので、早速冷凍庫からひき肉をひとパックひっぱり出し、チンで解凍。赤ピーマンもあるし、調味料はタイのにんにく入り唐辛子オイルもあるし、オイスターソースもあるし、ナンプラーもあるし。。。ということで、ワクワクしながら作り始めたら、なんと、一番大切なお野菜、たまねぎがない!これが水元(葛飾区)に住んでいた頃なら、さくっと歩いて50歩くらいのところにあるストアーオオヤマに買いに行ったところですが、たまねぎだけのために自転車を20分近くこいで、一番近い生鮮品スーパーのWalmartまで行く気にはなれません。仕方なく、冷蔵庫を物色し、残り物の豆腐とマッシュルームを見つけました。たまねぎとは程遠い味と香りですが、仕方がありません。

ということで、ありあわせ食材+タイの調味料+タイバジルの花と葉少々+トレジョで買った鉢植えバジルで作ったMamaKumi流、ひき肉のタイバジル炒めです。お肉は今回は豚さんです。写真は鍋の中の出来上がりの様子ですが、器にはちゃんとお約束の半熟目玉焼きも載せて、その半熟の黄身を混ぜ混ぜして食べました。うまかったぁ~。食材にはタイ風マーボのようでしたが、本場の調味料を使うとそれなりの味になるものです(^^)。

疲れすぎて食べる気がしない、などとほざいていたうちの夫スティーブは気づいたらスプーン持参で私の食べている器にガツガツと進入してきました(笑)。結局は、おかわりを作って、更にふたりで食べました。こういうところがかぁいいんだよなぁ、などという目で見る私はまるで彼の母のよう(笑)。時々こういうことがあるのです。食べる気がしないから、というので、私だけの分を用意すると、大抵はちょろちょろっとやってきて、「やっぱりうまそうだなぁ」なんて独り言にしては大きめの声でつぶやく(笑)。私はすっかりそれを心得ているので、大抵ちゃんと二人分作って、ひとり分だけテーブルに用意して様子を見るのです。そうすると、今回のように、ちらりとやってきて、気づいたらひとつの器をふたりでつつく、ということになるのです(^^)。

この次、タイバジル料理をしたくなったときまでに、トロッコハーブ園のタイバジルがたわわに育ってくれていればいいなぁ。

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by MothersFreeSpirit | 2009-06-05 21:08 | MamaKumi的アメリカ生活 | Comments(0)

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