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ホワイトセージの香りにのせて☆☆浄化☆セージ☆波動☆☆スピリチュアルでアットホームなネットショップ、Mother's Free Spirit の店長MamaKumiのフローな日常雑記。


by MothersFreeSpirit

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アメリカはネバダ州カーソンシティから、北米を中心にFree Spiritな人々が手がけたSpiritualでHappyなアイテムをご紹介!
Mother's Free Spirit

kokoroathome.ocnk.net

【自己紹介】
こんにちは、MamaKumiです。
のんびり豊かなフローにのった自然体生活(スピリチュアルライフ)をする中、2008年2月、流れ流れてアメリカはネバダ州カーソンシティという町にたどり着き、大自然に囲まれた暮らしを楽しんでいます。

Mother's Free Spirit店主
コーアクティブ・コーチ
カリフォルニア州認定エサレン(R)マッサージプラクティショナー
タイマッサージ・プラクティショナー
現代レイキマスター

サンフランシスコ
旅行口コミ情報


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9連休の春休み サンフランシスコ!

9連休の春休み サンフランシスコ!_d0080282_8413054.jpg短い滞在に名残惜しさも感じながらソノマを後にした私たちは、一路サンフランシスコに向けてハイウェイを南下します。サンフランシスコに関しては、特にどこに行きたい、という希望はあまりありませんでした。ただ、首都圏以外に住んだことがなく46歳にして突然ビルひとつなく空と大地が果てしなく広がるエリアに移り住んでしまった私としては、たまに都会のビル郡に触れる、という刺激でも受けないとどんどん老いさらばえてしまいそうなので、サンフランシスコ行きはちょっとしたカンフル剤だったりするのです。夫にとっても似たようなもので、彼は郊外とはいえロサンジェルスで生まれ育って30代に入る頃まで暮らしていたので、都会にうんざりしているといいつつも、都会の空気は嫌いではないのようです。特にサンフランシスコは洗練されている上に安全な街(それでも夜は足を踏み入れてはいけないよー、という場所もあるようですが)なので、ちょっとウキウキとしてきてしまいます。

9連休の春休み サンフランシスコ!_d0080282_8414979.jpgいつもならするりと橋を渡ってどこかに車を駐車して、という流れなのですが、今回はゴールデンゲートブリッジを渡る手前のマリン郡の突端にあるマリンヘッドランズという小高い丘の天辺までぐるぐると上って行きました。そのルートからはサンフランシスコの街が見え隠れしていました。途中にいくつものヴィスタポイントがあったのですが、行けるところまで行ってみよう、ということでどんどんと上がり、上りきったところに車を停めました。その場所には古臭いコンクリート製のトンネルと何かの施設跡のようなものがあり、場の空気は少しばかりひんやりとして怖い感じすらしました。その施設跡には案内板があり、「Battery Construction No.29」とあります。どうやら第二次世界大戦の頃に16インチガン(大砲でしょうね)の電池(?)だかの貯蔵とサンフランシスコを守るための見張り場を造るプランが途中で必要ないと判断され、それ以来放ってある施設跡のようで、私たちが車を停めた場所にひとつ、そこから数百メートルくらい手前にもうひとつの長いトンネルがありました。

9連休の春休み サンフランシスコ!_d0080282_842139.jpgまずはそのトンネルのある小高い丘の斜面を背中にし、サンフランシスコの中心部を見渡します。一番手前にゴールデンゲートブリッジ、アルカトラズ島、バークレー方面へ抜けるベイブリッジ、そして正面から右手に向かってサンフランシスコのビル郡が一望できます。東京ほどではありませんが、高層ビルが立ち並ぶ都会の風景です。東京だと、どこかのビルの展望階まで上って見晴らす感じですが、こんなに素晴らしい展望スポットがあるのは土地が広いアメリカならではでしょうか。目の前の風景に感動しつつ、シャッターを切りました。お約束通り、少しばかり霧がかった空気ではありますが、コンパクトな大都会をひと目で見渡せるポイントがあることを知れたことは、広い意味での「地元冥利に尽きる」といったところでしょうか。小学校教諭の夫スティーブはかつてこのエリアに修学旅行の引率で来たことがあるそうです。そうでなければ知らなかったかもしれない場所です。それに当然のことながら日本から観光で来ていたら、下調べをしないタイプの私など、知らずに終わる場所でもあります。どうやらバスの便もあるらしいのですが、私たちの行った場所までは来ていないようです。

都会の風景にうっとりしつつ、ふと上を見ると、私たちが背にしている要塞のトンネルの上から景色を眺めている人を発見しました。

「え、あそこに登れるんだ!」

せっかくここまで上ってきたのだから、とことん高いところまで行こう、ということで、その場所にどうやって行くのか探すため、まずはトンネルに入りました。きっとトンネルの裏にルートがあるに違いない、と思ったからです。

9連休の春休み サンフランシスコ!_d0080282_842447.jpgほんの100メートルかそこいらのトンネルを隔てた反対側には都会側とまるで違う風景が広がっていました。思わず「おぉっ!」と声にして感嘆してしまうくらいの美しさ。しっぽのように弓状にくねんとした先の尖った地形がつくるゆるやかな湾を囲んでゆったりと横たわる海の色が都会側と明らかに違います。写真で見るとさほどの差に見えないのが残念ですが、都会側は千葉や湘南で見るような渋くてグレーがかった青、その先になにもないランドスケープ側は、沖縄ほどではありませんが、コバルトブルーに近い明るい青が広がっています。それらを見渡せる場所にはベンチがあり、座ってボーッと景色を見ている人の姿があります。私たちは、先ほど発見した「もっと高いところ」目指し、丘の小道を奥へと歩きましたが、そこから上に行くルートが見当たらず、再びトンネルを戻り、別の道から歩いていき、最高地点にたどり着くことができました。さすがに、これ以上ない高さの場所からの景色は格別で、またまた感動してしまいました。

その後、来た道と違う道から下って行きました。私も夫も同じ道を行ったり来たりすることが退屈に感じるタイプなので、別の行き方がある場合、常にそちらを選択していきます。雑木林の小道をくねくると下ると先ほど見た都会と反対側の景色に再び遭遇しました。そして、なにやらいい香り。。。そう、ディルです!なんと、ディルがたくさん生えていました。場所が場所だけに野生だと思います。その近くに看板があり、どうやらそこは今では数少ない青い蝶の生息地だそうで、立ち入らないように、荒らさないように、ということが書かれていました。青い蝶にはお目にかかれませんでしたが、野山の散歩でディルの香りだなんて、景色プラスアルファな喜びをいただいてしまいました。

9連休の春休み サンフランシスコ!_d0080282_8432098.jpg反対側のトンネルから車に戻った私たちは、いよいよ都会の雑踏に滑り込みます。下りは来た道から続いている一方通行の曲がりくねった道で、都会の反対側の自然が一杯の風景を楽しみながら下り切り、一度赤に変わったら5分待たなければいけない信号にまんまとひっかかり5分間の瞑想をしたのち(笑)、ゴールデンゲートブリッジに向かいました。

さてさて、田舎から都会に向けての今回の旅で、薄々気づいていたのですが、この橋を渡る頃に、決定的に「違う!」と感じたことがあります。それは車の大きさです。私の住むネバダはピックアップトラック呼ばれるガタイのでかい車が多く、うちの車(ヒュンダイ・サンタフェ3500cc)も決して小さくはないのですが、それが小さく感じるくらいの日常です。もちろん、セダンのような普通の車も走っていないわけではありませんが、いかにもアメリカンなでっかくて燃費も格段に悪そうな車が目立ちます。ところが、サンフランシスコに入ったら、セダンどころか、「これもしかして日本の軽?」と思うような本当にコンパクトな車やおしゃれな車がたくさん走っていて、うちの車がいきなりでっかく感じてしまいました。

9連休の春休み サンフランシスコ!_d0080282_8443019.jpgサンフランシスコは私の知っている日本の地域で言うと長崎のような、本当に急勾配な坂道がたくさんあり、車道は一方通行だらけ、ケーブルやらトロリーバスなども走っていて、その土地に慣れないドライバーにとっては至難の道です。うちの夫も元々は都会の人でしたが、今ではすっかり田舎ものののんびり運転手なので、一歩間違うととんでもないところに行ってしまう狭くて一通の道を、するすると駆け抜ける都会慣れした小さな車たちにかき乱されながら必死になって駐車場を探しながら運転しているものですから、途中、苛立ちが爆発して叫んだりしていました(笑)。結局、中華街のエリアにある公営でない駐車場に停める羽目になりましたが、それでも無事に停められたのだし、まずはめでたし、都会に着地です。

お昼も大きく回っていたので、中華街で食事をすることになりました。普段あまりガイドブックのお世話にはならないのですが、渡米前に私のエサレンマッサージのクライアントさんであり、Mother's Free Spiritのお客様でもあり、今ではすっかりお友達でもあるMさんからいただいたガイドブックを開いて、リーズナブルで良さげな店を探しました。街の散策がてらだったので、歩いているうちにその店を見つけることができ、美味しくてリーズナブルな食事にもありつけることができました。

私の住むネバダは言わずと知れた内陸なので、魚介に恵まれていません。なので、海沿いのエリアに行く、というといつも「魚!」となるわけですが、今回の旅では、このあとに行くシャスタで日本人の方が経営する和食のレストランに行く予定でいるので、気分的に余裕でした(^^)。

食後もしばらく中華街をうろうろしました。サンフランシスコの中華街は横浜のようにメインの道はあるものの、どちらかというとその界隈の一塊に中華系の店が固まっている感じで、くまなく歩いたら結構時間がかかります。私は大抵メインの通りと何本かの横道で終わってしまい、まだすべてをくまなく歩いたことはありませんが、メインの通りだけでも結構楽しむことができます。サンフランシスコはどこの都市もそうであるように、観光客と地元の人、勤めに来ている人が入り乱れています。アメリカにはめずらしく、地下鉄やバス、ケーブルカーなどの交通機関も発達しているため、車で動くよりもそれらを使って移動した方が効率も良いし、その方が返って安上がりのように思います。私たちも最初はそのつもりだったのですが、公営の駐車場に入れそびれてしまったので、中華街をひとしきり歩いたら、車に戻り、別に場所に移動することにしました。

何も考えずに出かけたものだから、目的にしなければいけないことをひとつ忘れていました。フェリービルディング界隈で開催されるファーマーズマーケットです。といっても、毎日開いているわけではなく、私たちが行く日にやっているのかを調べるのすら忘れていたという体たらく。こういう場所で素敵な商品に出会ったりするので、出かけるとなればチェックポイントのひとつなはずなのに、です(^^;)。とりあえず、もう時間は遅いけれど、車で通る分には行き損ということもないだろうと、夫に頼んでそのストリートを走ってもらいました。3時半過ぎという遅い時間です。開催されてしたとしても終わっている時間、なのに未練がましくそこを通過しました。もちろん、マーケットはやってません。でもその界隈の雰囲気は大好きなので、車を走らせているだけでも幸せです。次回はきちんと調べてから行こう。。。

9連休の春休み サンフランシスコ!_d0080282_848231.jpgさてさてお次はジャパンタウンです。日本人向けのガイドブックに載ってるんですね、ジャパンタウン。日本から旅行に行って、日本的なものを見つけに行く必要もないんじゃないかなぁなどと思ったりもするのですが、海外で日本がどのように存在するのかを見るという意味では興味深い場所なのではないかと思います。同じ日本人が集まり作り上げた場所でも、何年もの月日が流れ、その国の空気に馴染んでくると本家本元とは違ったムードになるものです。今回のノープランなサンフランシスコ訪問の中で唯一、最後に寄ろうと思っていたのがジャパンタウンのスーパーマーケットです。なかなか手に入らない日本のもの、私の場合特に調味料関係なのですが、醤油、なんてのはどこでも買えますが、白だし、なんて言うともうお手上げです。そんな感じの、日本にはふつーにあるけれど、カーソンシティではどう頑張っても手に入らない代物を物色する予定でした。

9連休の春休み サンフランシスコ!_d0080282_918338.jpg楽しみなのは和物の物色だけではありません。私の住む町に日本人がひとりもいないということはないと思いますが、それっぽい人にはいまだにお目にかかっていません。日常的にこうして日本語を使ったり、インターネットを通して日本語に触れているのでホームシックはないのですが、それでも生の日本語をキャッチすることは妙にうれしい瞬間です。なにせ、通りすがりにふっと耳に飛び込んだ言葉でも100%理解できるのですから。英語じゃそうはいきません。真剣に聞いたって100%理解は無理です(苦笑)。ジャパンセンターの地下駐車場に車を停めて、その界隈を散策すると、聞こえる、聞こえる、日本語のシャワー!とはまあ、少し大げさですが、それくらい、当然のことながらそこは日本人率の高いエリアなのです。それもそうですが、私の住んでいる場所が珍しいくらい日本人がいない、といった方がいいのかもしれません。

結局、サンフランシスコで歩いた場所は中華街とジャパンタウンだけでしたが、それでもかなり充実した時間が過ごせました。なにせ私にとって、都会のビル郡を愛でる、という最大の希望はかなえられたわけです。ビルの谷間の狭い道を車で走っているとわけもなくゾクゾクッとしたりするあたり、そうそう都会にうんざりもしていないんだなぁと感じます。

9連休の春休み サンフランシスコ!_d0080282_8561450.jpgサンフランシスコを離れる前に、私たちは西側にある砂浜に寄りました。そこはなんだか湘南のような雰囲気です。ビーチの名前はわかりませんが、クリフハウスという建物とシールロックスという岩が右手の遠方に見える界隈です。そのビーチではお約束のように、ジョギングする人がいたり、ストレッチしている人がいたり、犬の散歩をする人がいたり、仕事帰りに車を停めてぼんやりしている人がいたりと、都会のオアシス、市民の憩いの場であることには間違いありませんでした。

ソノマからゴールデンゲートブリッジを周ってきた私たち、今度はベイブリッジという橋を渡り、カリフォルニアバークレーなどのある界隈を通って帰ることにしました。途中、ピノーリ(Pinole)の給油ポイントでガソリンを補充、私たちの空いたおなかはそのサービスポイントの中にあるタイレストランで満たしました。これが大当たりで、私はパッタイというタイ風の焼きそばを頼んだのですが、食べながらチェンマイを思い出して思わず泣きそうになってしまうくらい、本当に美味しいパッタイでした。一般的にサービスポイントにある食堂にはあまり期待はできないという感覚があると思うのですが、そこは大衆価格ながら高級レストランをしのぐ美味しさで、テイクアウトしにくる地元の人もたくさんいました。夫スティーブの頼んだ丸揚げした魚の料理も本当に美味しく、そういうときに限ってバッテリー切れのカメラを恨めしく思いました。お店の雰囲気も上品で、また今度サンフランに行くときにはそこに寄ろうと固く誓いました。忘れてなければ、の、話ですが(^^;)。

今回のソノマ~サンフランシスコの旅は、行き当たりばったりだった割にはすべてがいい感じで流れていき、なかなかの小旅行でした。一日置いて次はシャスタです。こちらもほぼノープランの上に、この時点でまだ宿の予約すらとっていません。でもなんとなく、すべてがうまくいくような気がする帰り道でした。
9連休の春休み サンフランシスコ!_d0080282_8485197.jpg

by MothersFreeSpirit | 2008-05-02 08:58 | ネバダより愛を込めて 旅編