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ホワイトセージの香りにのせて☆☆浄化☆セージ☆波動☆☆スピリチュアルでアットホームなネットショップ、Mother's Free Spirit の店長MamaKumiのフローな日常雑記。


by MothersFreeSpirit

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アメリカはネバダ州カーソンシティから、北米を中心にFree Spiritな人々が手がけたSpiritualでHappyなアイテムをご紹介!
Mother's Free Spirit

kokoroathome.ocnk.net

【自己紹介】
こんにちは、MamaKumiです。
のんびり豊かなフローにのった自然体生活(スピリチュアルライフ)をする中、2008年2月、流れ流れてアメリカはネバダ州カーソンシティという町にたどり着き、大自然に囲まれた暮らしを楽しんでいます。

Mother's Free Spirit店主
コーアクティブ・コーチ
カリフォルニア州認定エサレン(R)マッサージプラクティショナー
タイマッサージ・プラクティショナー
現代レイキマスター

サンフランシスコ
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シエラネバダ ビール工場見学

シエラネバダ ビール工場見学_d0080282_13384872.jpg先日、うちの店で扱っているクリスタルのペンジュラムを作ってくれるロサンジェルス在住のクリスタルヒーラーのお友達からのメールに「こちらは異常気象が続いていますが、そちらはどうですか?」というくだりがありました。そうなんです。ここ数日、私が住むカーソンシティでも、砂漠に雨!の日が続いています。これは本当に珍しいことだそうです。今の時期は季節の変わり目で、日本の台風のようにこちらでもストームという強風と雷を伴った天気が発生します。その大きくて重たいグレーの雲が通り過ぎる過程で雨や雪が降るのですが、夫スティーブの話だと「雨は通り雨で5分くらい降ったらすぐに止む」というパターンが通常だそうで、日本のようにしとしとと一日中降り続ける雨、というのはまずないそうです。ところが、そういう天気がここ数日続いています。乾燥しすぎているこの界隈にとっては恵みの雨であり、私にとっても、湿度の低い環境での雨はとても心地の良いものなのですが(^^)。

さてさて、こちらでは月曜日が「メモリアルデー」という祭日のため、3連休の週末になります。連休を家でボケーッと過ごすのはもったいないのでどこかに行こう、ということになり、昨日の土曜日はカリフォルニアのチコという町にある「シエラネバダ」という地ビールの工場見学に行きました。アメリカのビールは残念なくらいクオリティが低いのですが、大手がどうしようもないからかあちこちで地ビールを見つけることができます。シエラネバダは恐らく私たちの住むカーソンシティから一番近い場所にある地ビール会社だと思います。会社のサイトを見て場所を調べたところ車で4時間程度とそんなに遠くないし(アメリカ感覚)、レストランもあり工場見学もできる、ということで、日帰りドライブにはもってこいのところだと、夫とふたりで大盛り上がりして小雨がそぼ降る中、意気揚々と出かけました。

シエラネバダ ビール工場見学_d0080282_1346348.jpgいつもなら観光地はどこも混雑するらしいのですが、この天気では人の足も鈍るのか、近所の最大の観光地レイクタホの道もスムーズです。この天気の具合だと、標高が高く気温の低いタホ湖周辺は雪になります。レイクタホはスキーリゾートで有名な場所ですが、一年を通して人気の観光スポットでもあり、スキーシーズンの終わったあとの雪は、人の足を鈍らせる要因になります。ほとんどの人が車のタイヤを冬用から通常のものに履き替えているこの時期に雪の山道を走るのは危険だということをみんな知っているからです。うちの夫はその山道を通勤で走っていて慣れているので、逆に渋滞もなくスムーズな道に喜んでいました。そこを経由してお隣のカリフォルニアに行く私たちにとっては悪名高い週末の大渋滞を間逃れるありがたい天気となるわけです。ただ、この時期にこんな天気なものだから、事故も発生しやすいようで、横転している車(写真)や前輪がパンクしたトラックなどの影響でところどころで小さい渋滞は発生していました。

Googleマップの計算によると4時間6分となっていた所要時間ですが、小さい渋滞に巻き込まれながらも3時間半くらいで着いてしまいました。慣れというのは恐ろしいもので、日本にいた頃には3時間のドライブといったらかなりの長距離で、5時間運転するとなると泊まりの旅な勢いですが、こちらでは5時間くらいまでなら日帰りコースです。サンフランシスコやシャスタまでがだいたいそれくらいの距離になります。

シエラネバダ ビール工場見学_d0080282_13391713.jpgチコはカリフォルニア州立大学のキャンパスを控えた学園都市のようですが、キャンパスがダウンタウンから近いことやそのビール工場の影響からなのか、昔から「パーティスクール」と呼ばれているそうです。私たちが行った日はたまたま卒業式の日だったそうで、11時半過ぎくらいに着いたビール工場のレストランは既にウエイティングの嵐でした。ところが、ラッキーなことに、2人用のテーブルがひとつだけ空いていて、待っている人たちの中に2人というグループがいなかったことから、私たちは待たずに席を確保することができました(^^)。私たちが飲食を終えた頃にウェイティングリストに載った人たちの中には「3時間待ちだよぉ~」と嘆いている人もいて、皆さんには申し訳ないけど、なんてラッキーな私たちなんでしょ~と思いました(^^;)。

レストラン内は立って飲んでいる人も含めて本当に満杯で、学生やその家族たちで賑々しく、ビアホールらしい雰囲気が漂います。小さな工場かと思いきや、なかなかの規模で、作っているビールの種類も豊富にあり、ワクワクしながらメニューを見ました。残念ながら、夫はドライバーなのでコーヒーで我慢です。私はインディアン・ペール・エールとスタウトをそれぞれ1パイントずつ楽しみました。インディアン・ペール・エールはアルコール度の高いビールだそうです。初めて飲みましたが(多分)、ビールは苦味!と思っている私にはピリッとシャープな苦味のこのビールは最初のビールにもってこいの味でした。スタウトはフルボディなテイストの黒で、私の大好きなビールのひとつです。

シエラネバダ ビール工場見学_d0080282_1341066.jpg行く前からビールのアテはフィッシュ&チップスだぁ~と決めていたのですが、「バッファローウイング」の名前を見つけてしまい、夫がフィッシュ&チップスを頼むというので、それならシェアできるからとすかさずバッファローウイングを頼みました。これはニューヨーク州北部のバッファロー発祥と言われている料理で、スパイシーにマリネされた鶏手羽をグリルしたものをブルーチーズベースのディップにつけて食べるもので、数年前にこの料理を知って以来、私の好物のひとつでした。出てきてみると、アメリカらしく、ポーションがでかい!少し食べてしまってから写真を撮ったので少なそうですが、10本くらい(もしかしたら1ダース)はあったと思います。セロリもたっぷりと乗っていて11ドル弱です。ビールも1パイントが3.5ドルと本当にリーズナブルです。お味はというと、これが本当にいい塩梅にマリネされていて、そんなに辛くありませんが、深い味わいに大満足しました。フィッシュ&チップスはフィンガーフード仕立てで、ひと皿に小さめにカットされた魚のフィレのフリッターがいくつか乗っているものでしたが、これもまたいい味でした。こちらのスーパーで売っているマヨネーズは酸味が少なく気持ちの悪い甘さで本当に残念な味なのですが、これに付いて来たタルタルソースは恐らく手作りしているに違いないほどの出来栄えで、程よい酸味が効いてて変な甘みもなく最高でした。チップス、つまりフレンチフライにもスパイシーな衣がついていて、そのままでもビールにとても合う味わいでした。味もボリュームも申し分なく、夫と二人で大満足したランチでした。ランチのボリュームのおかげで食いしん坊の私でも夕飯に何が食べたいというのが思い浮かばず、結局は帰りがけに寄った地元の本屋さんについているコーヒーショップ(スタバみたいな感じです)のコーヒーとそこで売っていた小さなケーキで済ませてしまいました。

前にもどこかで書きましたが、私はアメリカに来てまずい料理に遭遇したことがまずありません。基本的にファストフードは避けていますが高級店にも行きません。私はつくづく思います、ステレオタイプで判断するのは本当に良くないなぁと。もちろん、ステレオタイプな評価にはそれなりの理由もあって、間違ってもいないのですが、要は選択だと思うのです。あと、まあ私自身が比較的どんなものでも美味しくいただけるお手軽な体質、ということももちろんありますが(^^;)。今回のレストランは小さな家族経営のものとは違いますが、もともとこだわりを持ってビール作りをしているところで、お料理もきっとそれらが引き立つようにしっかり素材を吟味し味付けにこだわっているのだろうと思います。

シエラネバダ ビール工場見学_d0080282_13432634.jpgさて、お腹が満たされたところで工場見学です。ガイドツアーに参加希望者はギフトショップの前に集合です。土曜日は12時から3時間くらいの間に随時ツアーをスタートしているようで、行ってしばらくしたらすぐに誘導されましました。ツアーはシエラネバダのビールの歴史を紹介するフィルムから始まり、ビール作りに使われている数種類のホップの説明を実際にホップの香りをかぎながら聞きます。その後はタンクのひとつひとつを見ながら工程を紹介していきます。どのようなことにこだわって作っているのかなど、短い時間に彼らの思い入れをぎっしりと詰め込んだ解説をしてくれます。残念なことに私の英語力では大雑把な理解しかできませんでしたが、その熱意は十分に伝わりました。それから、環境保護にも積極的な姿勢を持っていることも。

たまたま一週間くらい前に買ったビールがシエラネバダの商品だったことからこの工場訪問に発展したのですが、話を聞いて、現地でビールやお料理を味わって、更にこのビールが好きになってしまいました。もちろん、帰りには私の大好きなスタウトとハーベストをそれぞれ1ケースずつ、ウィートとサマーフェストという名前のものを半ダースずつ購入しました。昔ほど飲まなくなりましたが、それでも調子がいいと一度に1リットルくらいはいけてしまう私と、最初の一口が一番旨いと思っている夫の二人暮しの家庭にとって、ひと夏分のビールなのではないかと思います。もっともビールはお肉をやわらかくする効果や味に深みを付けてくれるので、私はお料理にも使います。お料理に半分、私に半分、なんて具合に、クッキングタイムが益々楽しくなりそうです(^^)。
シエラネバダ ビール工場見学_d0080282_13382331.jpg

*トップの写真は我が家のバックヤードのウッドデッキです。こんなにびちゃびちゃになるほど降るなんて考えられないそうです。そして最後の写真は帰り道で見た雲です。悪天候をもたらした雲とそうでない雲の色の違いがわかるかと思います。空が広いので、雲も果てしなく大きく見えます。
by MothersFreeSpirit | 2008-05-25 21:57 | ネバダより愛を込めて 旅編