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ホワイトセージの香りにのせて☆☆浄化☆セージ☆波動☆☆スピリチュアルでアットホームなネットショップ、Mother's Free Spirit の店長MamaKumiのフローな日常雑記。


by MothersFreeSpirit

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ご来店お待ちしてます!

アメリカはネバダ州カーソンシティから、北米を中心にFree Spiritな人々が手がけたSpiritualでHappyなアイテムをご紹介!
Mother's Free Spirit

kokoroathome.ocnk.net

【自己紹介】
こんにちは、MamaKumiです。
のんびり豊かなフローにのった自然体生活(スピリチュアルライフ)をする中、2008年2月、流れ流れてアメリカはネバダ州カーソンシティという町にたどり着き、大自然に囲まれた暮らしを楽しんでいます。

Mother's Free Spirit店主
コーアクティブ・コーチ
カリフォルニア州認定エサレン(R)マッサージプラクティショナー
タイマッサージ・プラクティショナー
現代レイキマスター

サンフランシスコ
旅行口コミ情報


♪当ブログは文章、写真共に「ワートマン・ひがしくみこ」に著作権があります。無断引用は一切お断りいたします。お取引先のお客様で必要がある場合は、ご連絡をいただければ、対応いたします。

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Let's go for Los Angels! 2

Let\'s go for Los Angels! 2_d0080282_9214378.jpg「うわっ、なんだこのクリアーな空は!信じられん!」

ロサンジェルス郊外の宿で迎えたすがすがしい朝。朝食を取るために部屋を出て空を見上げたスティーブの第一声がこれでした。長年ロスに暮らしていた彼は、こんなに綺麗な空を見たのは数えるくらいしかないそうです。3階建ての宿の最上階の踊り場まで行き、東側を見ると、雪のかぶった山がくっきりと見えます。空は青空。噂に聞いていたよどんだ空気はみじんも感じられない気持ちの良い朝です。

Let\'s go for Los Angels! 2_d0080282_9362872.jpg「あの山が見えるなんて、信じられない!」
あまりの衝撃に卒倒しそうになる、くらいの勢いで感動している夫スティーブ。
「はは、ほれみー、これはすべて私の徳から来ているのさ」
などと、まるで自分の手柄のようなことを言い放ちながらせっかくなのでと写真を撮る私。遠くに見える山も素敵ですが、手前の小高い丘に立つ豪邸も見逃せません。「これはぜひとも写真に収めてヴィジョンボードのコラージュに使おう!」と思い立ち、シャッターを切りました。ヴィジョンボードは「The Secret」の中で出てくる話のひとつで、新月のお宝マップと同じようなものですが、自分の夢をビジュアル的に集めて潜在意識にインプットする「引き寄せの法則」のひとつです。真剣にマップ作りをしたことは実は一度もないのですが、心の中にあれやこれやスクラップが散在していて、いつかはちゃんと整理しなくてはと思っています。

Let\'s go for Los Angels! 2_d0080282_922648.jpgともあれ、スティーブが頑張ってロングドライブしてくれた報酬のような素晴らしい天気と空気と見晴らしを堪能し、朝食を済ませ、いよいよ第一日目の行動開始です。

ちょうど私たちが旅に出る前々日、もし順当にお義妹さんの家から旅をスタートするとしたら前日にあたる24日のお昼頃、一本の電話がありました。まだまだ英語での電話対応がおっかないと思っている私はいつも電話を取らないのですが、スティーブが「取ってぇ~」と言ったので、仕方なく取りました。ところが、電話の向こうから聞こえてきたのは英語ではなく、日本語。
「くみこちゃん?えりです」
Let\'s go for Los Angels! 2_d0080282_9224045.jpgそれはサンタモニカに住むお友達のエリちゃんからの電話でした。エリちゃんといえば、私の店で彼女の作ったペンジュラムとジュエリーを販売しているので、ピンとくる方もいらっしゃるかもしれません。そう、ラ・レムリアのクリスタル・エリちゃん、その人です(^^)。本当はせっかくロスに行くのだし、連絡を取って会えたら会おうかなぁと思いはしたのですが、運転するのは私じゃないし、ダウンタウンは大渋滞で旅程がどうなるかわからないと言うスティーブに、現地の地理に不案内の私が無理を言うのもなになので、連絡はしていなかったのです。そのエリちゃんからの初電話がなんと旅の直前というのだから驚きです。これは会いなさいということだな、と、スピ的思考が働く私。早速「実はそちら方面に行くのよ」という話し、必然的に会いに行く流れが出来上がったのでした。夫に電話を変わってもらい、エリアの確認もばっちりです。ということで、この日のお昼はエリちゃんのお宅にお邪魔することになりました。

Let\'s go for Los Angels! 2_d0080282_9392662.jpg宿からエリちゃんの家に向う途中に大切な観光ポイントがあります。ハリウッドです。何よりあの山腹にそびえる「HOLLYWOOD」という文字を見ないことにはロスに来た甲斐がありません(笑)。渋滞を恐れる夫も、もうここまで来たら観念してダウンタウンに突っ込むかぁ、ということで、フリーウェイをハリウッド方面に向いました。

「信じられ~ん!」
またまた夫の一言。今度は何がと思ったら、道路が渋滞していない、ということだったのです。
「ほーほーほー、そりゃ、わしが運んで来たグッドラックぢゃ~」
と、また得意の私。
それでも車はハイウェイを車間距離がほとんどないような感じで車は流れています。クリスマス休暇の週末とあって、人が郊外に流れたお陰だろうとスティーブの予想。私はそんなことより、うちの車も含めて、前方の車のバンパーが見え隠れするような近すぎる車間距離で75~80マイル走行をする車や、目の前に2台分の車間距離があろうもんならキュッといきなり車線変更してするすると車の合間を縫って走り去って行く大急ぎ運転の車を見ているうちに、助手席にいながら足を踏ん張ってブレーキを踏む動きや、身体をくねらせていきなり入ってくる車をよけたりする私です。75マイルといったら軽く120キロです。考えられません!

Let\'s go for Los Angels! 2_d0080282_9395969.jpgもうすっかり田舎のゆるゆる運転に慣れてしまったのでストレスだぁ~、といいつつ、やはり身体はしっかり都会のルールを覚えているスティーブの運転ぶりはたいしたものだと感心しました。私も都心でバリバリと運転していましたが、この他人を省みない我も我もな運転の仕方にはきっと着いていけないでしょう。。。

スティーブが面白い話をしてくれました。ニューヨークのコメディアンのジョークだそうですが、「ニューヨークも車が多くて“バンバー・トゥ・バンバー(車間距離がほとんどない)”だけど、ロサンジェルスは70マイルで“バンバー・トゥ・バンバー”だから恐ろしい」というもの。ニューヨークはダウンタウンがギュッと固まっているので、そんなにあわてて走る必要はなく、ロサンジェルスは広いエリアにダウンタウンが分散しているのでバリバリ走らなければ目的地になかなか行き着けない、ということを皮肉った話だそうですが、これはジョークではなく事実だなと感心してしまいました。渋滞のタラタラは辛いけど、ひっつきハイスピードは本当に恐怖です。

Let\'s go for Los Angels! 2_d0080282_9554728.jpgそんなヒヤヒヤな気分の中、右手にふっと見慣れた文字が飛び込んできました。そうです、「HOLLYWOOD」です!

これかぁ。。。

感慨に浸るまもなく、カメラを取り出します。ところが、120キロのスピードで走っている車からナイスショットなど望めるはずもありません。あ、見えた、と思った瞬間にシャッターを切ると高速道路の壁、なんてことの連続でした。

車はフリーウェイを降り、ハリウッドのメインストリートのひとつを走ります。思った程の高層ビル群でもなく、昼間だったせいか思った程きらびやかな雰囲気でもなく、アメリカっぽい雑然というか混沌というか、そんなとりとめもない感じで立ち並ぶ建物を眺めながらその通りをはずれ、高級な住宅を突っ切りながら「HOLLYWOOD」のサインの丘に近づいて行きました。

Let\'s go for Los Angels! 2_d0080282_9561555.jpgどうも悪い経験が多すぎたからか、スティーブは警戒心が強く、車を降りて歩くことを嫌がったので、ハリウッド界隈の行動はすべて車で流して終わりになりました。歩くことが危険なのではなく、路上駐車の車は狙われやすいという理由からです。歩いたらまた違った印象が持てたのかもしれませんが、正直、思ったほど感動的な雰囲気でもなかったので、車で流しただけで満足してしまいました。夜になって思い出したのですが、スターの手形のある場所に行きたかったことをすっかり忘れていました(笑)。忘れているくらいだから、きっとどうでも良かったのかもしれません。サンセット通りというメインの道を流して、ハリウッドを後にしました。

Let\'s go for Los Angels! 2_d0080282_9571158.jpg♪来て来て来て来てぇ~、サンタモーニカ~
だなんて、こんな歌が頭に浮かぶ私は紛れもなく昭和の人間です。サンタモニカはロサンジェルスにあったんですねー。エリちゃんと知り合わなかったら、知らずにいたかもしれません(苦笑)。なんたって、サンタフェがカリフォルニアだと思っていたくらいですから(正解はニューメキシコ)、無知もいいところです。
エリちゃんとご主人のロンさんの住むサンタモニカはハリウッドから30分程度西に行ったエリアで、ハリウッドスターなどお金持ちの住むマリブという街のすぐ隣の高級住宅地です。観光地でもあるらしく、また、さすがロサンジェルス、日本人をびっくりするほどたくさん見かけました。

アメリカに引っ越して来てからメールでしかやりとりをしていなかったエリちゃんとの再会は楽しい時間になりました。実は彼女とは、エサレン研究所でマッサージの認定コースを取っていたときのクラスメイトを通して知り合いました。それからずっとご縁が続いています。逆にその友達よりも頻繁に連絡を取り合っているのだから、人の縁とは本当に面白いものです。彼女の家では、彼女のヒーリングルームを見せてもらったり、絵画を極めるために学業復帰して楽しんでいるエリちゃんの作品もたくさん見せてもらいました。彼女の家のクリスタルたちはヒーリングのための子がたくさんいるせいか、どの子も優しく頼もしく、神々しいムードに溢れていました。

Let\'s go for Los Angels! 2_d0080282_9574874.jpgひとしきりおしゃべりしたあと、いよいよお楽しみのランチです。ともかく旨い寿司が食いたぁ~い、という気持ちをぐんぐんと膨らませて出かけた私、当然、「何がいい?」の問いに「おすしぃ~」と張り切って答えました。いくつか知り合いのお店を当たってもらいましたが、夜しかやっていないところも多いらしく、エリちゃんのお友達のお勧めの店にみんなで行くことにしました。日本人がやっている店のようで、入り口には古びたのれん、いかにも日本の個人経営のおすし屋さんといった雰囲気がビンビンしきてき期待が持てます。入るとびっくりするほどの混み具合。20分待ちの言葉に力強く「待ちます」と言ったのは言うまでもありません。

今、私が暮らしているカーソンシティにはとても美味しくて価格の安い家族経営のレストランがたくさんあるのですが、日本人のほとんどいないエリアなので、ちゃんとした日本食を提供してくれる店が一軒もありません。お寿司を売るレストランはありますが、何軒か周ったけれど、せいぜい持ち帰り寿司レベルかそれ以下。だいたいにして握っている人はたいていメキシコ人、オーナーは中国人や韓国人という感じなので、本物を求める方が間違っています。でも、ロサンジェルスはさすがに違いました。日本人がたくさんいる海の近くの町には新鮮で美味しいお魚を提供する店がいくつもあるようです。うらやましい。。。

Let\'s go for Los Angels! 2_d0080282_9584042.jpgそのおすし屋さんではトロ、ネギトロ巻き、ハマチ、タコ、あんきも、うなぎと、あともうひとつくらい頼んだと思うのですが、それらをお好みでオーダーしました。メニューを見ながら、カーソンでは絶対に食べられないと思われるもの優先でいただきました。私はもちろんビールです。残念ながら、アメリカで売っているアサヒやサッポロはカナダの工場から送られてくるもので、水っぽく日本のものとは味が違うのですが、気分は思いっきり「日本でランチ」です(^^)。

その後、日系のテナントがたくさん入っているビルでショッピングを楽しみました。ショッピング、といってもブランドショッピングではなく、食品、です。あ、でも「こしひかり」と「あきたこまち」の玄米を買ったので、ある意味ブランドショッピングです(笑)。日系のスーパー、というのも私の住む町にはない代物で、一番近い日系のスーパーは車で5時間、サンフランシスコのジャパンタウンまで行かなくてはなりません。このスーパーはサンフランにあるものと同じチェーンでしたが、入り口の外から既に日本のスーパーのように商品をせり出して陳列しているあたりが私の気分を葛飾にいた頃に戻してくれました(笑)。しかも、お正月前なので、生鮮品売り場は紅白の垂れ幕におせち用の食材!感動してしまいました。

Let\'s go for Los Angels! 2_d0080282_100195.jpg感動したのはそればかりではありません。同じ建物になんと、日本の出来立てシュークリームのチェーンが!よく駅ビルなどにあって、一時期は列を作るほどの人気だったアレです。

「うわぁ、シュークリームだぁ」
と感動で震えた声でスティーブに言うと、気持ち悪そうな顔をするので、あ、いけね、シュークリームって言うと「靴磨きクリーム」になっちゃうんだとすぐに気づき、クリームパフと言い直しました。もちろん、買いました。たったの2人なのに4種類8個!
翌々日の朝までに全部なくなりました(笑)。

エリちゃん&お笑い芸人のように面白いご主人のロンさんにさよならをして、サンタモニカを出た時にはすでに日が傾き始めていました。一日なんてあっという間です。再びフリーウェイに乗ってダウンタウンの小ぢんまりとしたビル郡の横を通り、頻繁に映画の舞台になるという橋を見たりしながら宿の方に戻って生きました。

Let\'s go for Los Angels! 2_d0080282_1053655.jpg宿の近くまで来て一休み。まだ時間があるからどこか行きたいなとスティーブは言ってくれ、私たちの滞在する場所の近くの日系エリアに行きたいなぁと思ったのですが、彼の疲れを気遣い、無理を言わないことにしました。でもまだ日が暮れたばかりです。スティーブは、カーナビでブラックスポットになっている場所が気になるから見に行きたいと言い、私たちはその場所まで行くことにしました。通りの名前も細かい通りも空白になっていたそのエリアは、人工的に作られた広大でくねくねとした湖があり、その縁に沿って大きな家が建てられた住宅街でした。湖沿いのほとんどの家がクリスマスのネオンをふんだんに照らし、その池にはボートが浮かんでいました。ビジター用のボートもあるようで、きっとその収益を使ってこのゴージャスな一角を管理しているんだろうなぁと感心しました。

Let\'s go for Los Angels! 2_d0080282_1035663.jpg私たちは車を降り、その住宅を一回り歩きました。犬の散歩をしている人、子供と遊んでいるお父さん、ベンチで語らう恋人など、とてものんびりしたムードで、環境の良さを感じさせる住宅地でした。
「ここもヴィジョンボードに乗せとこ」などと私はせっせと写真を撮りました。まるで夢の島のような素敵なところでした。

その後夕飯を、ということで、日系のレストランを見つけてウェイティングをしていたのですが、スティーブの疲れがピークに達したらしく、店のざわめきと食品の匂いで具合が悪くなってしまい、その日の夜は宿に戻って寝込んでしまいました。私はちょっと不満でしたが、まあ、仕方がありません。

そんなふうにロサンジェルス2日めはあっという間の出来事のように過ぎていきました。

*写真は今回も行程順です。
ホテルからの景色2つ。かっちょいい名前が並んだフリーウェイのサイン。「Sunset Bl」までがハリウッド。そしてエリちゃんと私。日系のお店の入ったビルの概観、帰りに見たビル郡、フリーウェイで一番古いトンネルとなんだかわからないいたずら書きのかぶった標識、かつて映画でよく登場していたらしいパサディナという場所にある橋と、最後がイーストレイク・ヴィレッジという名前の付いた水辺の住宅。こんな家に住みたいなぁ(^^)。
by MothersFreeSpirit | 2009-01-07 10:18 | ネバダより愛を込めて 旅編